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Fast Companyに"The Rise of Sadvertising"という記事が掲載されていた。Sadvertising=Sad+Advertising。泣かせる広告が盛り上がりつつある...という記事だ。"Sadvertising"とはうまいこと言ったものです。"Sad"とありますが、基本的にここで言う涙は悲しみ…
"D&AD AWARD 2014"が発表された。"D&DA AWARD"は英国に本部を置く非営利団体「D&AD」が主催するAWARDで、その審査の厳しさから、世界で最も受賞が困難なデザイン・広告賞と言われている。私見だけど、業界団体が運営する"Cannes Lions"以上に価値があるので…
世の中、金払いの悪い奴は嫌われる。その点で言えば、Spotifyはミュージシャンから嫌われている。1回ストリーミングされる毎に0.007ドルしか支払ってもらえないからだ。 このやり方が気にくわないミシガンのバンド"Vulfpeck"は、かなり頭の良い手口でSpotify…
これは先日、メディア関係者を招いて行われたホワイトハウス主催の"Correspondents’ Dinner"のオープニングビデオ。兎に角、ナイスジョークが一杯で、全部理解した訳では無いけど、とても面白い。流石、エンタテインメントのお国柄といった所。 大まかなスト…
グラフィックとムービー、それぞれに良さはあるけど、その中間っぽい存在のGIFをうまく使えば、もっと魅力的な映画プロモーションが実現するかもしれない。 既存のポスターをGIFで味付けすることで、急激にそそられる例がこちらだ。 Drive(Nicolas Winding R…
Aaron Durand(写真家)の作品"Train In Motion"。高速移動する鉄道をロングエクスポージャーで撮影するとSF映画での"ワープシーン"的な撮影ができるようだ。素敵だ。 Aaron DurandのFlickrにギャラリーがあります。
3年程前の企画なんだけど、"Dead Drops"というオフラインでPtoPのファイル共有の仕組みを作ろうという試み。ビル外壁のクラックなんかにしれっとUSBフラッシュドライブを埋め込んで見知らぬ通行人が端末を差し込んでファイルシェア...という流れ。 NYCの5箇…
英国のクッキーブランド"McVitie's"はCookieが嫌いなようだ。ここで言うCookieとは、あなたのオンライン行動を記録する為にWebサイト側がばらまくCookieで、"McVitie's"はこのCookieを可視化し、アダルトサイトなどの悪質なCookieを削除できるChromeのアドオ…
我が子の為ならどんなことでもできる...と言ってもここまでやるのは驚異的だ。 テクノロジー&デザインファーム"Applied Minds"のCEOであり、"Walt Disney Imagineering"の前社長であるBran Ferren(61才)は4才の愛娘"Kira"が安全に世界を旅し、多くの経験と知…
Android4.4がKITKATと銘々されるなど、希に幸運なプロモーションチャンスが到来することがあるけど、このイタリアのファッションブランド"Moschino"のケースはどうだろうか? "Moschino"がMilan Fashion Weekで発表したコレクションは赤と黄色を基調にゴール…
"You're on"...Diet Cokeの新タグラインであるこのワードが、ドラッグでハイになる状態を示唆しているのでは、と話題になっている。実はCoca-Colaが発売された1800年代当時はコカインを成分として含んでおり、1903年にアンチ・ドラッグ機運の高まりから取り…
Marketing Magazine(カナダ)が主催するMarketing Award 2014の審査開始を告げる広告がとても微妙な表現だ。(制作はカナダのエージェンシー"lg2") 大雪の中、道に迷った人に言葉が話せないふりをして応じない女。そんな女が広告賞を受賞。"We Only Judge Your…
一見、欧米のDSで陳列されているごく一般的な薬のパッケージデザインだけど、この薬は「クリエーティブの痛み」専用の薬であり、クリエーティブエージェンシーが抱えるストレスによる血圧上昇やクライアントからの耳の痛い要求、不鮮明なクリエーティブビジ…
ソチ五輪開会式の印象的なシーンの1つがこの五輪マーク演出の失敗。円が4つになったことによってAudiロゴのようだと揶揄されていたけど、そのAudiが早速やってくれた。 といってもこれはフェイクでファンが創った作品だ。Audi自身では流石にここまでの悪ノリ…
スイ(H)・ヘー(He)・リー(Li)・ベー(Be)...誰もが学生時代に覚えた元素記号。万物の根源をなす不可欠な究極的要素である元素の数は118個ある。 そして、その元素周期表を模してJames R. Harrisによって作られたのが“The Periodic Table Of Storytelling”。「…
民間航空100年を祝って英国の高級紙“The Guardian”が息を飲むような美しいインタラクティブマップを公開した。 “In Flight”と名付けられたこのコンテンツは現在世界中の空を飛行している数千機に及ぶフライトの動向をリアルタイムで可視化してくれる。 その…
NYCのホテル“YOTEL New York”の部屋の壁にはLEGOウォールが仕込んである。そして、クリエーティブワークに自信のある人はLEGOで素敵な壁面造形を造って写真撮影し、InstagramまたはTwitterに ‘#MyLegoMasterpiece’をつけて投稿すると、審査の上、Premium Que…
カフェとは寛ぐ場所であったり仕事場であったり...なのに30分寛いでも3時間寛いでも珈琲一杯しか注文しなければ値段は同じ。よって、経営者は寛いでもらいつつ回転率を高める為に腐心している訳ですが、ロシア国内で10店舗展開する珈琲チェーン“Ziferblat”が…
開催中のCESでも'Wearable'に注目が集まっていますが、Intelが“Make It Wearable”と題して2014年この分野に積極的にチャレンジしていくことを宣言。全世界の技術者やコンセプターに参加を呼びかけている。 この1年も去年以上のイノベーションラッシュになり…
1つのアイデアの裏には何十・何百というボツネタがある。日本的に言えばその浮かばれないアイデアたちの供養とでも言おうか...。 DDB & Tribal Amsterdamは2013年の年末、クライアント毎にボツネタを集め、シュレッダーし、水で固め、乾燥させることでオリジ…
2013年、アベノミクスで日本の景気は表面的には上昇気流に乗った。そして日本同様に米国の景気も好調で、S&P500の指数は年始の1,462ポイントから1,840ポイントまで上昇した。この株式市場の動向がCNN Moneyによって美しいグラフィクスにまとめられている。 …
昨年のPerfume世界進出の際にモーションキャプチャデータを公開し、世界中のファン、技術者に思い思いのキャラクターでPerfumeダンスを楽しんでもらい、Perfumeの話題をボトムアップで拡散しようという取組みがあったけど、Porscheがその手法を踏襲している…
UKの'The Quiet Room'なるエージェンシーがサンタのブランドブックを公開した。サンタは勿論公共の財産だけど、普段クライアントのブランドを定義するように'SANTA'をブランドとして改めて定義している。 サンタはコンセプトであり、アイデアではない。感情…
ここ数日、立て続けに美しいデータビジュアルに出会った。 Tarantino & Friends タランティーノはお気に入りの俳優を何度も起用するけど、その'起用マップ'みたいな図を映像化した作品。作品が替わると同じ俳優でも髪型や髭など顔の特徴が変わる訳で、そのあ…
日本にもかつて多くの炭鉱があったけど、その大部分は今は稼働しておらず、廃墟になっている場所もある。一方で採掘場の地下がどうなっているのかはとても興味深く、用途転換することで魅力的な場になる可能性があるのではないか? Transylvania(ルーマニア)…
クリスマスシーズンになると米国で何かとネタになるのがダサいセーター。そのセーターの進化版とも言えるデジタルセーターが44.95ドルで発売された。 このセーターの胸部分には暖炉が描かれており、そこにスマートフォンをセットし、専用のAppでメラメラと燃…
文字を大きくしたり、難解な言葉を使わないなど、世間に迎合する日本の新聞にこういった類の感情は抱いたことはないけど、このThe New York Timesの映画面の企画“Making a Scene”は本当に素敵だと思う。 まずは2013年に公開されたベストムービーから脚本家を…
カナダの広告代理店'TAXI'が斬新な新規ビジネスを立ち上げた。“Advertising Trophy Clothing Company”と名付けられたその事業は、広告代理店のクリエーターがそれを獲得する為に全てを捧げていると言っても過言では無い、カンヌなどの広告賞のトロフィ用の衣…
世界で最も受賞が困難なデザイン&広告賞と言われる“D&AD Awards”を運営する英国の非営利団体'D&DA'がDesign, Digital, Advertisingの3つの分野における世界のトップクリエーター3人に 2013年あなたに'I wish I'd done that'(やられた!)と思わせたことは何?..…
じっと座って本を読むのは大人でも辛いけど、子供となると尚更。図書館という静かで椅子と机しか無い空間は子供たちにとって苦痛そのものだ。 そんな伝統的な空間に変化をもたらすアイデアが“Reading Net”。大きなネットを図書館内の空間に張り、ハンモック…