WHITE HOUSEのナイスジョーク
これは先日、メディア関係者を招いて行われたホワイトハウス主催の"Correspondents’ Dinner"のオープニングビデオ。兎に角、ナイスジョークが一杯で、全部理解した訳では無いけど、とても面白い。流石、エンタテインメントのお国柄といった所。
大まかなストーリーです。理解できたジョークだけ記します。
- 主役はJulia Louis-Dreyfus(女優)とJoe Biden。JuliaはHBOのドラマ"Veep"(=Vice President)にVP Selina Meyer役で出演しており、Joeは勿論、本物のVice President。フェイク&リアルのVP競演だ。
- オフィスでプレジデントの顔写真に落書きするJuliaにJoeから電話が入る。物語はJoeが黄色いコルベット(ナンバープレートがVP)に乗ってJuliaの元に現れ、大統領不在のホワイトハウスに連れて行く所から始まる。しかし、扉は施錠されたまま。そこで、扉の脇の植木鉢の下に鍵が隠してある。今や一般家庭でもそんなことしない...。
- 腹が減ったので、こっそりアイスクリームを食べている所をMichelle Obamaに見つかり、そんな身体に悪いもの食べちゃダメと叱られる。その後、Michelleがこっそり食べている所を逆に発見。"I'm sure there are raisins in here"(レーズンが入っているのよ)とMichelleが言い訳。(Michelleは「より健康的な学校給食改革」を主張・推進している)
- ジャーナリストがパーティに出席し、無人のワシントンポストに潜入。都合良くヘッドラインを書き換える。(Joe Biden支持率急上昇...みたいな)
- 2人はTatooショップへ。政治家のTatooリストをチェック。Jeff Bush(前大統領の実弟)やRon Paulなど、共和党議員の名前ばかりあがっていた。
- 施術室に入るとNancy Pelosi下院議長と遭遇。彼女が彫っていたのは"GAVEL TIME!"(GAVEL=槌)。下院議長ならではのTatoo。
- そして、2人は互いに"45"と彫る。Barak Obamaは44代大統領。45=次期大統領=45代大統領への野望だろうか。
- 最後の別れ際、JuliaがVPではなく女優であることを告白し、カツラを取り去る。Joeは「わかっているよ」と。
米国政治はエンタテインメントだ。