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2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

酔い潰れた都会の大人たちをメディア化

激務の後の酒はうまい。ぐいぐい飲んでしまう。そして人々は力尽き、道端で眠る。こんなよくある都会の悲哀に満ちた光景をメディア化するという発想"The Sleeping Drunks Billboard"。酔い潰れた大人の傍らには"お酒は程々に"という優しい言葉と、#nomisugi…

僅か2.7秒の落下時間に起こるドラマ

垂直に立ち上げられたトンネル。そのトンネルをMoto E(Motorola)が落下する。エアリアル視点で落下を捉える映像が印象的だ。落下のプロセスで傷つきにくい、水に強い、バッテリー寿命が長い...などの特徴がドラマチックに語られる。 Moto Eは、エントリー層…

ブラジルに誕生したフットボール教団〜入信すれば勤務中の試合観戦がOKに!

フットボールの本場ブラジルでは仕事中にお気に入りチームの試合が気になって駐車場やトイレに閉じ籠もり、スマートフォン片手に中継に没頭するということも少なく無い。 そんなブラジルの熱狂的フットボールファンが安心して仕事中にフットボールの試合を楽…

気候連動企画〜溶けそうなソフトクリームを救い出せ!

OOH

40度近くまで気温が上昇する灼熱のクアラルンプール(マレーシア)。交差点で信号待ちする人々の頭上の大型スクリーンには実際の気温と連動し、暑さに負けて溶けそうな"Sundae Cone"(ソフトクリーム)が映っている。 この"Sundae Cone"を救うべく、交差点で信号…

米国に現れた波動拳の使い手

"Street Fighter"の"波動拳"...一度はやってみたい技だけど、それを実現した男が米国にいる。"波動拳"は米国的に言うと"X-MEN"の"PYRO Shooting"であり、 Colin FurzeはX-MENの大ファンでDIYでX-MENの名場面を再現する個人プロジェクトを展開中だ。 他に、WO…

どうしたんだSchick !?

Schick(NZ)のアニマル髭男広告。Old Spice並の意味不明でクレイジーな方向に向かっている...。どうしたんだ!?

ボトルキャップがタイマーになって、あなたが水を飲むべきタイミングを教えてくれる

Vittel曰く、水は1日にグラス8杯飲まなければならない。でも、多くの現代人は忙しすぎて水を飲むことを忘れてしまう...。そんな忙しい現代人に"水を飲むこと"をリマインドさせるボトルキャップ"Vittel Refresh Cap"が開発された。 このキャップなら、水を飲…

新しいクラスメイトと打ち解け用Coca-Cola〜2本のボトルを繋げて開ける

大学の新学期ともなると周囲は知らない人ばかり。打ち解ける為には何らかのきっかけが必要だ。そして、そのきっかけに一役買ったのがCoca-Cola。2本のボトルを繋げて捻らないと、ボトルキャップが開かない仕組みのボトルを開発し、大学構内で販売する"Friend…

ストローに一工夫加えて格好のInstagramネタになる

7-Eleven(米国)の"Slurpees"(シャーベットドリンク)を飲む女の子の口元に注目。今、米国ではこの「髭型ストロー」が大人気。しかも、これは無料ではなく、99centで購入しなければならない。但し、ラージサイズの"Slurpees"(下)を購入すると1本無料でついてく…

カメラ50機をU字型に配置して撮影した映像がオモシロイ感じ

NokiaはLumia 1020(スマートフォン)の41メガピクセルカメラの能力を見せつける為に、映像監督の"Paul Trillo"とチームを組んで、50端末を使ったこのMatrixのようなUの字型の撮影装置を開発した。 そして、この装置を使ってUnion Square, Allen St, Central P…

走れば走るほど、歩けば歩くほど儲かる銀行口座

毎日のウォーキングやランニングを「タダ」でする時代は終わった。これからは歩く毎に、走る毎にあなたの懐が潤っていく。そんなランナーが得する時代がやって来た。 "Alfa Activity"なる毎日のエクササイズに連動してお金が稼げる奇想天外のサービスをリリ…

Sadvertising〜泣かせる広告の隆盛

Fast Companyに"The Rise of Sadvertising"という記事が掲載されていた。Sadvertising=Sad+Advertising。泣かせる広告が盛り上がりつつある...という記事だ。"Sadvertising"とはうまいこと言ったものです。"Sad"とありますが、基本的にここで言う涙は悲しみ…

空跳ぶ飛行機からプレゼントが降ってくる

紛争地域や災害地域に空飛ぶ飛行機から物資が降ってくることがあるけど、ロシアの航空会社"S7"のキャンペーン"Catch a Plane"はまさにそんなイメージだ。 但し、降ってくるのは物資ではなく、マイル。S7のAppをスマートフォンにインストールしておくと、上空…

D&AD AWARD 2014 「Sound of Honda」がBlack Pencil受賞

"D&AD AWARD 2014"が発表された。"D&DA AWARD"は英国に本部を置く非営利団体「D&AD」が主催するAWARDで、その審査の厳しさから、世界で最も受賞が困難なデザイン・広告賞と言われている。私見だけど、業界団体が運営する"Cannes Lions"以上に価値があるので…

音声だけの真白なWebsite

Web

ChromeにURL"croaciaaudio.com"を打ち込み、GO! ...しかし、その先に広がるのは真白な画面。テキストもなければオブジェクトも無い。隠しコマンドがあるのではないか...とカーソルをグルグル操作しても何も見つけることはできない。 この"croaciaaudio.com"…

Coca-Cola レジを通せば幸せの音

普通、バーコードスキャン音は万国共通で"ピッ"というビープ音。ブラジルのスーパーマーケットで何気なくCoca-Colaを買い、何気なくレジで差し出すと、"ピッポッパッピポ"とCoca-Colaのサウンドロゴのビープ音が鳴り響き、人々をニヤッとさせる。 これもちょ…

どんどん進化するDroneのパフォーマンス

自律飛行のDroneで色々なパフォーマンスを仕掛ける"KMel Robotics"が"Flying Robot Rockstars"なる新・演奏パフォーマンスを披露したんだけど、クオリティが高すぎて驚き。特に、最後の米国国歌のロックバージョンは正に"ロックスター"といった感じだ。 http…

南米で一企業が問題地域の失業率を改善〜9割は好きだけど1割は嫌いなソーシャルグッド

グアテマラの18番地区は国からもラテンアメリカ諸国からも非常に危険な地帯と見なされている。よって、そこに暮らしているだけで、このエリアを支配しているギャングとの関係を疑われる為、企業が採用を拒み、80万人が失業状態にある。 そこで、この問題の解…

ステーキソースとステーキの恋物語、そして、ポークやサーモン、ポテトとの浮気の果てに...

"A.1. Steak Sauce"(ステーキソース)のネーミングが"A.1. Original Sauce"に変わる。というのも、"A.1. Steak Sauce"はステーキソースとして誕生したけど、その後、ポークやロブスター、ポテトや野菜まであらゆる料理に使われるようになり、ネーミングから"S…

Spotifyを出し抜いてバンドが金儲けする方法

世の中、金払いの悪い奴は嫌われる。その点で言えば、Spotifyはミュージシャンから嫌われている。1回ストリーミングされる毎に0.007ドルしか支払ってもらえないからだ。 このやり方が気にくわないミシガンのバンド"Vulfpeck"は、かなり頭の良い手口でSpotify…

バイクレースとアニメは相性がいい

Sky Italia"MotoGP 2014"番組オープニングタイトル映像。制作は"NERDO"のaniele Gavatorta, Lorenzo Levrero, Eleonora Bertolucci, Fabio Ramiro Rossin, Dylan Spears。 バイクとアニメの相性がハンパなく良いです。アニメ・エフェクトボタンがあって、レ…

今まだ続く9.11の物語を多様な角度から語り続けるアルゴリズム

9.11から13年。5月21日、グランドゼロの地下に"The National September 11 Memorial Museum"がオープンする。この施設はテロを生き残った人々を讃え、犠牲者を追悼し、テロリストを非難する...そんな目的で造られた施設ではあるが、一部では24ドルという高額…

パブリックスペースにピアノを置くだけ〜コミュニティビルディング・アイデア

公園、バス停、駅、市場...パブリックスペースにポツンと置かれたピアノ。そのピアノには"Play Me, I’m Yours"(弾いていいよ。私はあなたのものだから)とだけ記されている。そして、通りがかった誰かがピアノを弾き始めると自然と人が集まってくる...。 この…

Heinekenの新CMは謎のカードが導く刺激的な旅

Cannes Lions 2014でCreative Effectiveness部門(長期的にブランド価値向上に寄与したシリーズ展開を表彰)グランプリを受賞したHeinekenの "The Legends"シリーズ最新作"The City"。今回は謎のカードを頼りに都市で刺激的な体験を楽しむ男のストーリーだ。相…

WHITE HOUSEのナイスジョーク

これは先日、メディア関係者を招いて行われたホワイトハウス主催の"Correspondents’ Dinner"のオープニングビデオ。兎に角、ナイスジョークが一杯で、全部理解した訳では無いけど、とても面白い。流石、エンタテインメントのお国柄といった所。 大まかなスト…

見知らぬ人と20日間だけ繋がって別れる...今まで無かった出会いと別れ、人との繋がり

FacebookやTwitterを使っている人は多いけど、そこで見知らぬ人と深く繋がることやフレッシュな視点で人の行動を見ることが結構難しい。MIT Media Labの"Playful Systems Group"が開発した"20 Day Stranger"なるSNSは、見知らぬ人と20日間限定で写真+文字を…

鳥になって空を飛ぶ...人類の夢を叶える装置

大抵の人は人生に少なくとも一度は"鳥になりたい"という非現実的な言葉を呟いたことがある筈だ。そして、今でもそういうことを頻繁に呟く人にはこの"Birdly"をお薦めしたい。 Zurich University of the Arts, IAD Interaction Design, SVS/Birdlife Schweiz…

Bloombergが空港とガッチリ組んでビジネストラベラーをサポート

Bloombergが"London City Airport"とのアライアンスで空港を"Bloomberg Hub"として位置づけるダイナミックなプロモーションを開始した(3年契約)。このアイデアは従来に無い、新スタイルの空港プロモーションを模索していたBloombergのMaureen McGuire(マーケ…

お年寄りの英語スキルと若者との会話の楽しさをの交換

昔、自分が外国で英語を学んでいた時、"君たちは英語は知っている。後は使うだけだ"ってよく言われた。外国語学習は使う機会が乏しいことが最大の問題で、使えば使うほど上達するのは間違い無いと思う。 FCB Brazilが提案し、ブラジルの語学学校"CNA"が導入…

世界の都市のなれの果て

ゴア元副大統領の「不都合な真実」で注目のピークに達し、その後様々な問題の噴出により、注目度が低くなりつつある気候変動。その気候変動に特化したクラウドファンディングプラットフォームである"CarbonStory"が、"World Under Water"なるインタラクティ…