2012-01-01から1年間の記事一覧
今年も残す所僅かとなりましたが、このブログの総括として私的なベスト10を発表します。「アクセス数が多い」「話題になった」とかではなく、あくまでも自分の好みということでご容赦下さい。 #10:Crane Lifting Up Crane Lifting Crane...(LIEBHERR) 建設機…
「アナログからデジタルへ」とは随分前によく言われたことだけど、これは「デジタルからアナログへ」。デジタル音源を3Dプリンタで作る33回転のレコードにコンバージョンするシステムをAmanda Ghassaeiが開発した。 音質は悪いけど、Nirvanaの“Smells Like T…
次から次へと車が吸い込まれていく。凄まじいMieleの掃除機の吸引力だ。
自分の周りでもジョガーなどの間でNike Fuelは確実に広まりつつあることを感じているけど、更にそれを加速させるような発表があった。 “NikeFuel Missions”は、Nike Fuelbandでのトレーニングをポイント化し、それを元に自分のアバターを操作し、難関をクリ…
Star Warsを初めて観た時、「フォース」の練習を何度かやった記憶がある(当然できる訳がない)。インドの山奥で修行する一部の人たちしか持ち得ない念じることによって物体を動かす技は、いわば一般人にとっての夢だけど、そんな体験・錯覚を提供する企画が登…
生ハムや生魚、蟹、グレープ、シャンパーニュ...あらゆる食材が楽器になる。ピアノやキーボードなど鍵盤楽器のインターフェースの将来がどうなるか楽しみだ。
マヤ暦による「12月21日=地球滅亡の日」の話題は相当盛り上がりましたが、メキシコではこんな斬新な天気予報が発表されました。 そして、豪州の首相“Julia Gillard”までが「親愛なる豪州国民の皆さん。世界の終末が来ます...」と演説してしまいまった。勿論…
Telenet, Coca-Cola, BNP Pariba...大手広告主3社のトップに1日だけの運転手が提供された。このサービスを差し出したのはNewspaperswork。ベルギーの新聞社で構成される業界団体だ。当然、ただで運転手を提供するはずは無く、ちょっとした罠が仕掛けられてい…
昨夜、友人にとても素敵なビデオ記事を紹介してもらった。New York Timesの電子版に掲載された“The Public Square”なる記事がそれだ。 ビデオを見始めると直ぐにかなりメッセージ性の強いTシャツを着た初老の男が登場する。“Everything ever needed to know …
冷戦時代の負の遺産としてアフガニスタンや北アフリカにはまだまだ多くの地雷(アフガニスタンでは3000万基と言われている)が残っているが、未だに地雷の除去技術は進化せず、マンパワーによる原始的方法が主流で、それが多く人の足や生命を奪う原因となって…
スパンデックスでできた膜のような伸縮性の高い感覚的なインターフェース。この膜に触れることで炎のようなビジュアルが描かれることから“Firewall”と名付けられている。また、この“Firewall”は触れ方に応じて音が発せられる仕組みにもなっている。 例えば、…
大好物や極度の空腹時など、目の前の食べ物に飛びつきたくなる時はある。そんな誰もが経験する感覚を活かしたプロモーションが登場した。ブラジルのハンバーガーチェーン“Bob's Burgers”が仕掛けた期間限定商品は包装紙ごと食べられるハンバーガー。 「包装…
Harvey NicholsのTVCMがとても印象深かった。なるほどのターゲットインサイトです。 Avoid A Same Dress Disaster(Harvey Nichols) パーティで「かぶった」時の女の心境とはこういうものなのでしょう。 'SMILE' Film(QUAY Toothpaste) こんな瞬間だって笑顔…
米国の広告関連メディア“Advertising Age”が2012年のヴァイラルキャンペーン・チャートを発表した。 #10:Angry Birds Star Wars(Views: 41,422,263) 大ヒットゲーム“Angry Bird”のStar Wars版のキャンペーン。“Angry Bird”の人気は衰える気配無しです。 #9:L…
子供の頃は誰もがサンタの存在を信じていた。ブラジルの街角に出現した公衆電話は「サンタ直通」という趣向で、サンタを信じる子供達の夢を大切にする非営利団体の仕掛けだ。 サンタの指示通りボタンを押すと、魔法がかかったかの如くプロジェクションマッピ…
知的な人の関心を呼ぶために工夫されたIBMのディスプレイ広告。“Wheel”と題された広告は、制限時間以内に“Wheel”を回してThinkの文字を完成させるゲーム。 “Simon”と題された5つのボタンからなるゲームは、最初に素早くプッシュされるボタンの順序を記憶し、…
POLOはスペインの若者に最も人気がある車種にも関わらずTwitterであまり語られないことに不満を持っていたようだ。そこで彼らが考えたのがPOLOWERSなる企画。FOLLOWERSのもじりだ。 オンライン上にPOLOを走行させ、#POLOWERS付きのTweetを募集。最新のTweet…
2ヶ月前、大阪の堂島川にオランダのアーティストであるF.ホフマン氏が創った「ラバーダック」が浮かんでいた。これは水都大阪2012のコンテンツの1つで、2009・2011に次いでの登場だ。 その2ヶ月後の12月12日、ロンドンのテムズ川に似たような巨大アヒルフロ…
未来への前進感...スポーツカーのセールスで使われるこの極めて抽象的で典型的なイメージをできるだけ具体的に表現しようとMINIが試みた。MINI Roadsterなる2シーターのスポーツカーを売り込む為に実施したPhychic Roadsterなるキャンペーンがそれで、あなた…
「万有引力の法則」に反するようなとても不思議な動きをすると思ったら天地逆転での撮影。フィナーレはキューブが浮遊し、ニュートンに対する勝利を印象づけている。 最後に1-0とスコアが表示されているので第二戦が予定されているのではないかと思います。 …
創業80周年を迎えるLacosteが大胆な構想を打ち出した。“Polo of the Future”なる未来のポロシャツを描いたこのビデオによると、ポロシャツは変幻自在に色を変え、テニスのスコアをリアルタイムで表示し、壁の絵柄に同化する。また体型に合わせて伸縮自在で、…
以前「人の左目は赤っぽく、右目は青みがかって見える」現象が少なく無いということを聞いたことがあるが、その原理を応用したビデオがAXEからリリースされた。 例の如く「AXEをつければ女にモテモテ」というストーリーだけど、右目で見るのと左目で見るのと…
“Understand Music”と題されたこのビデオは「音楽の宇宙」を構成する様々な複雑な要素...Resonance(共鳴) Overtune(倍音), Relationship between Frequency and Pitch(頻度とピッチの関係), Soundwaves(音波), Auditory System(聴覚システム), Emotion(感情)…
車窓から見る景色を楽しみながらゆったりと鉄道旅を楽しむというのが昔のスタイルなら、車窓にタッチするとオブジェクトが現れるプロジェクト“Touch the train window!”と共にする旅はその未来形だろう。タッチする車窓の位置によって大きさ、奥行きを自動判…
物忘れ、うっかり、油断している隙に...というのは人生の敵である一方で、避けられないことかも知れない。そのお陰で財布や鍵を無くしたり、TVリモコンを何処に置いたか忘れて慌てたり、子供が迷子になることがある。しかし、そういった人にとってある種の不…
犬の為に特注の自動車を作り、約8週間に及ぶドライビング訓練をした所、Porter, Ginny, Montyの3頭の犬が見事にギア・アクセル・ブレーキを操作し、自動車を運転できるようになった。自動車は犬用に座席やアクセル、ブレーキ部分が大幅に改造されており、非…
“無料お試し”は幅広い業界でスタンダードなプロモーション手法だ。ならば広告業界でクリエーターの“無料お試し”があってもいいじゃないか!という趣向の企画が登場した。 仕掛けたのはJason Burke(CW)とSoo Kim(AD)のコンビ。契約したクリエーターの働きに不…
基本的に何かを「発売」というのは何かを「売る」為にする。しかし、希に「受け狙い」「ブランドイメージを強化する為のアリバイ作り」といった贅沢な予算の使い方をするケースがある。 最近ではAXE(プエルトリコ)が発売した“Morning After Pillow”。AXEをつ…
大阪で暮らしていると想像もつかないことだけど、日照時間が極端に短くなる極夜の北欧では季節性情動障害(SAD)で苦しむ人が多いらしい。そんな中、スウェーデン北部の小さな町“Umea”のエネルギー会社“Umea Energi”が管内の30カ所のバス停に溢れんばかりの明…
かくれんぼやハンカチ落としなど、子供の頃遊んだシンプルなゲームは永久に不滅だ。そして「椅子取りゲーム」もその1つ。 Minneapolisのデザイン家具ブランド“Blu Dot”がリリースした“Musical Chairs”はTwitterを使った「椅子取りゲーム」といった趣向。まず…