2016-01-01から1年間の記事一覧
StoryTelling. 特に新しい考え方というわけではないけど、数年前バズワードになったこのワード。現在でも廃れることなく定着している。テクノロジーが急速に進化して、技術自慢になりがちな企画を諌める意味でも大切な考え方ではあります。 このストーリーテ…
3回に渡る大統領選ディベートが終了し、後は11月8日の投票日を待つばかりとなった。毎回、ディベートの度に勝者は誰だ? と話題になる。第2回は観客の赤いセーターを着た男、Ken Boneに注目が集まった。そして、第3回は名捌きを見せたアンカーと「Nasty Wom…
The Life of Pablo / Kanye West 2016年2月にリリースされたこの曲に、こんなリリックがある。 "Yeezy, Yeezy, Yeezy, this is pure luxury / I give 'em Grey Poupon on a DJ Mustard, ah!" Grey Pouponとはフランス生まれの白ワイン入りマスタード。ラグジ…
マルセル・デュシャン「Fountain」。 アートとは目前にある美しい作品ではなく、観ている人に解釈され、その人の中で完成するのがアートである、そんなコペルニクス的転回を起こした作品。現代アートのランドマーク的存在です。この作品が生まれたのが1917年…
インターンシップ。 自分の学生時代にはインターンなどという言葉はほとんど聞いたことがありませんでしたが、今や実施する企業も、参加する学生も急増とのこと。隔世の感を禁じ得ません。 一般的にインターンシップといえば、現場仕事の体験だけど、この世…
2回目のディベートも終わり、大統領選投票日まで1ヶ月ですが、この時期、投票率を上げるために最も大切なことは有権者登録。アメリカは日本のように住民基本台帳がないので、投票者としての登録が必要となる。 結局、これがかなり面倒なのか、2012年は選挙…
SHOW REEL。 プロダクションの作品をまとめた映像だけど、大抵の場合は「過去1年間の作品をつなぐ」という仕立て。これを見て、「ここのプロダクション、いい仕事してるなぁ、次、依頼したいなぁ」となるわけですが、Marmoset(ポートランド)のSHOW REELは…
Oreo。 超定番のビスケットが、新フレーバー「ミント」と「ストロベリーチーズケーキ」を限定発売した。 本来ならば、この新しいフレーバーをそのまま堪能して欲しい所だけど、フード専門ソーシャルチャンネル「Twisted」と組んで、かなり変則的な食べ方を提…
Doritos。 スッキリしたパッケージデザインです。封を開けて食べてみたいところですが、開けたらこのざまです。中から出てくるのは、味がない、サクッとした食感もない、チップスの形をした、ただの段ボール紙。 食べようとした瞬間、ぎょっとすることは間違…
今年3月、「SXSW」にオバマ大統領が電撃出演。「21世紀の市民は受け身ではなく、一人一人が出来ることを組み合わせて問題に取り掛かる時代」と力説し、クリエーターやアントレプレナーにホワイトハウスが取り組んでいるチャレンジへの協力を呼びかけた。 あ…
Channel 4(英国)の大型ドラマ「Humans」。 「Humans」が描く世界は、「Synth」と呼ばれる人間そっくりの高性能ロボットの使用人がマストアイテムとなっている。「生活が一変しますよ」とのうたい文句で人々がSynthを購入するが、機械と生活することで恐ろ…
「品質が全く同じ2つの商品のどちらがいくらで選択されるか?」。 ブランド力を推し量る分かりやすい考え方だけど、これに当てはめて考えると「Supreme」は驚異的なブランド力だ。 Supremeの赤レンガ、現在eBayで1,000ドル ! の超高値取引き Brick Oliver Pa…
1週間前に行われた「大統領選ディベート」。テレビ視聴者数は8,400万人(米国の人口は3億人)。カーターvsレーガンの8,000万人を超えて歴代トップ。2016年では、スーパーボール(1億1,190万人)に若干及ばないが、グラミー賞(2,495万人)、アカデミー賞(3,…
Louise Delage。25才。パリジェンヌ。 8月1日、Instagramアカウントを立ち上げ後、ボートパーティや旅、ディナーなどの写真を毎日投稿。よっぽど酒が好きなのか、ほとんどの写真でワイングラスやボトルを手に持っているのが特徴。 確かに美人だし、典型的…
クーロントゥーイ(タイ)にあるバラック小屋が密集するスラムっぽいエリア。その隙間に荒れ果て、ゴミが散乱する幾つかの歪な形をした空き地がある。この空き地を見て、コミュニティのために「サッカーフィールド」をつくるに至ったのは、かなり柔軟な考え…
Twitterフォロワー数が減っては悲しみにくれ、増えては歓喜する友人がいる。時には酒を飲みながら、去っていった見ず知らずの人に対して罵詈雑言を吐き捨てることもある。自分としては、そこまでTwitterに人生を捧げることに共感できないので、何も声をかけ…
ただただWikipedia見て日々を過ごす生活がしてみたい。リンクの網を伝いながら時間を忘れて知の世界を放浪する。きっと最高だ。 そんな気持ちをより強く感じさせてくれるのがフランスのプログラマー・Owen Cornecがつくった「Wikiverse」(2014年にリリース…
「WHITE LOGISTICS」なる物流企業(英国)のブランディング。 「WHITE LOGISTICS」は家族経営の中小企業だったが、大きく飛躍すべくブランディングに着手。社内でインタビューを行った結果、その問題解決に対する意識が特徴と理解し、社名の「白(WHITE)」…
箱の中を2つに区切る。片や「NETFLIX」ゾーン、もう一方を「STUDY」ゾーンとする。そして、境界線上にモルモットを配置し、Periscopeで中継。気まぐれなモルモットの動きを注視し、「STUDY」ゾーンに向かうと"Oh No !"とネットは大騒ぎ。 勉強しなくちゃ! …
いい映画が台無しになる雑音。 映画館でくちゃくちゃポップコーンを食べる音が嫌い。イライラすることもある。 調査によるとイギリス人の54%が不快に思っているとのこと。頷けます。でも裏を返せば、残り半分弱は容認しているわけで、その中の多くは「飲み食…
大抵の企業で創業者は神格化されている。 ホームページや会社案内には創業者が残した言葉が経営理念として掲げられていたり、創業時のドラマチックなストーリーが語られている。中には社屋の一角に銅像までつくるような企業だってある。 創業者をいじるなん…
TOKYO 2020。 リオ・パラリンピックにおける一部競技の凄まじい競技レベル、閉会式・東京プレゼンテーションに込められた強い意思を見る限り、4年後は史上最高のパフォーマンスで史上最大の注目を集めるパラリンピックになることは間違いない。 そこに至る…
「問題の本質を見極めて、的確に表現する」 是非とも手に入れたいスキルですが、大統領選を目前に控えたトランプ候補の息子による難民問題に関するツイートは、賛否はあるものの、とてもわかりやすい。 私がSkittleが一杯入ったボウルを持っていて、内3粒が…
DESIGN MUSEUM(ロンドン)。 コンラン卿がつくったモダンデザイン博物館が「DESIGN OF THE YEAR」のショートリストを発表したので幾つか気になる5作品をピックアップした。どれも世の中への問いが明快です。 The Space Cup by Mark Weislogel, Andrew Woll…
KFC / カーネル・サンダース、日清食品 / 安藤百福など、多くのブランドは創業者にまつわる神話的なストーリーを持っていて、それがブランドのフィロソフィを語り、ユーザーを唸らせるわけだけど、Jack Daniel'sのそれはかなり奇妙です。 Jack Daniel'sの創…
デスバレー(カリフォルニア州)。 1913年に56.7°を記録した世界で一番暑い場所。年間降水量は50mm。年によってはゼロになる、まさに「死の谷」。 怖いモノ見たさで一度ぐらい行ってもいいけど、滞在したいなどとは決して思わない土地「デスバレー」。しかし…
オリンピック閉会式での東京2020プレゼンテーション、かなり洗練されていて最高でした。安倍首相がマリオになって地球を貫く土管から登場するサプライズも印象的で、この手の演出ではThe Best Everではないでしょうか。単にかっこいい、目を見張るテクノロジ…
Photo Credit: sfu.ca エドワード・スノーデン。 世界的著名人兼おたずね者ですが念のため。CIA及びNSA局員としてアメリカ政府の情報収集に関わった後、PRISM計画(極秘監視プログラム)を告発。現在、ロシアに逃亡中。世界一恐ろしいアメリカ政府に睨…
4mのフェンスと銃を持った兵士で住宅街から隔離されたスタジアムで平和と多様性を訴えかける盛大で矛盾をはらんだ開会式が終了いたしました。リオ・東京ともに問題が多すぎてオリンピックの意義がよくわからなくなってきております。 アメリカで放送された…
NIKE、ゴルフ事業から撤退。(用具のみ撤退で、アパレルは継続) 撤退理由は「ゴルフ人口減少」「ミレニアル世代がゴルフに関心がなく、好転する見込みがない」とのことです。ゴルフといえばタイガー・ウッズですが、彼の活躍と共にゴルフ人気が上昇し、彼と共…