2016-01-01から1年間の記事一覧
blah blah blah 欧州フットボールシーズンを目前に控え、adidasが繰り出したキャンペーンなんですけど、フレーズがイカしてます。 blah blah blahって、話の中の重要じゃない部分を省略して伝える時に使ったり、「うるさいこと」「つまらないこと」みたいな…
開幕直前にして、依然「いよいよ感」がない五輪ですが、「JR」の2つの3Dインスタレーションで気分があがってきました。JRは長年、世界中で個人をアートに転換するプロジェクト"Inside Out "を展開中ですが、この2つもその一環とのことです。 1つ目…
この醜い姿をした男の名は「Graham」。 Grahamが、SF映画に登場しそうな醜い怪獣だと思う人はいても、「人が進化すべき姿」であると思う人は皆無だと思います。しかし、これは空想とはいえ、実際に綿密なシミュレーションの末にデザインされた「人が進化す…
イギリスに「Ravensbourne College of Design and Communication」というデザイン系カレッジがあるんですが、今後、総合大学(University)を目指すということで、ネーミングを「Ravensbourne」とシンプルにすると共に、VIを敢行。 その際に採用された「Fl…
ピンチは大抵不意にやってきて、その瞬間、適切な対応が求められるけど、知識がないために悪い結果につながることが多くあります。そして、そんな知識を適切に提供してくれる相棒としてAIが期待されているわけですが、DoNotPayというAIを駆使した駐車違…
Superhumans。 英国では障害を持ったアスリートをそう呼んでおります。ロンドン・パラリンピックの放送局であるChannel 4が、オリンピックに比して注目度が低いパラリンピックを盛り上げるべく制作したキャンペーンであり、パラリンピアンの凄まじいフィジカ…
10年程前に、当時バルセロナに在籍していた絶頂期のロナウジーニョが練習で、ボールをグラウンドに落とさず、クロスバーに4回連続で当てるという離れ業動画がNikeにより公開されました。当時、ロナウジーニョは超絶プレイを連発していて「彼ならできる」とい…
「美術館」で屋外型というと、大抵は整備された庭園・公園という場合が多いのではないかと思いますが、7月3日にモンタナ州ビリングスという町から100km以上離れたフィッシュテイルにオープンした「Tippet Rise Art Center」は、だだっ広い荒野そのものがで…
「傷だらけの天使」を観て以来、ショーケンのようにビル屋上の小屋に暮らすことに憧れ続けておりますが、未だその夢はかなっておりません。そのような物件がない、というのが大きな理由ですが、それも近い将来、ベルリンに移住できれば解決するかも知れませ…
Venmo。 アメリカのミレニアル世代の間でぐいぐい上昇中の個人間送金アプリです。例えば、学校帰りにカフェに立ち寄って、手持ちのお金がないので友人に借りる、なんてことはよくあることですが、そんな時"Just Venmo Me !"(Venmoで返してくれたらいいよ)…
Designers Should Be A Little More Shameless. デザイナーはもうちょっと厚かましいぐらいでいい。 FAST COMPANYによるランチトークイベントで、WORKING NOT WORKING(クリエーターネットワーク会社)のアーティスト兼共同創業者、Justin Gignacが語ったテ…
#Brexsitに揺れた先週末の英国ですが、ロンドンではLGBTの祭典「Pride in London Parade」が開催され、BARCLAYS, CITI, VISA, TESCO など、LGBTコミュニティからの支持を狙う一流企業がこぞってサポートしていました。 中でもイカしていたのはSkittle。レイ…
カンヌライオンズ2016が終了しました。アワードのカテゴリーが年々追加され、ライオンズヘルス、ライオンズエンタテインメント、ライオンズイノベーションと、スピンオフイベントが展開されるに伴い、ほとんど表に出ないながら昨年上場を果たしたオーガナイ…
ソーシャルメディアを駆使してパーソナルブランディングを実行し、一儲けしている人はたくさんいらっしゃいますが、この分野もかなり競合がキツイ状況になっていることはだいたい察しがつきます。これは1人のソーシャルスターが競争から一歩抜け出そうと、…
ギャラリー空間を覗きこむ巨人。よく見るとミニチュア模型ギャラリーが用意されていて、人が覗き込むことで、こんな写真ができあがる。世の写真の半分以上がセルフィではないかと思われる今にピッタリな企画です。ちょっと「進撃の巨人」っぽくもありますが…
ちょっと前の話ですが、英国・エリザベス女王の90才のバースデーパレードが行われました。女王の鮮やかなグリーンの洋服が印象的です。 ところが、この「グリーン」によって、クロマキー合成が可能となり、いろんなコスプレ写真がネット上に投稿されるとい…
広々とした芝生と豊かな木々がある公園は、それだけで憩いの空間であるわけですが、さらに一工夫することで、そこら辺のアミューズメント施設では到底及ばない魅惑的な空間になります。 これは、イタリアの南チロルで行われた"Art & Nature"ってフェスティバ…
Snapchatが日本でもじわじわ来ております。ネット有名人たちも続々参入し、「Snapchatはじめたよ! 」(フォローしてね!)的投稿も目につくようになりました。Snapchatと言えば、リアルタイム性が強く、5~10秒で消滅し、二度と拝めないという儚さ、それ故の…
本棚。自分の家にもありますが、これを本やモノを置く家具以外の目的で使う発想はかつてしたことがありません。 しかし、世界には天才がいるもんです。本棚のグリッドを使ってテトリスをやってみようと考えたのはØyvind Berntsenです。文字からしてトルコ人…
Désenchantement, 2015. All photos courtesy of the artist 地下鉄を敷設することによって生まれたパリの広大な地下空間で、数年間に渡り、こっそりと創作活動をしていたアーティストRadouan Zeghidour。彼の昼の顔は学生ですが、夜は大都市・パリの地下空…
ソーシャルメディで影響力を持つユーザーが多く存在する業界ってどこか、と考えるとやっぱり広告クリエーティブ界隈ではないかと思います。個々人の発信力の業界別平均値では群を抜いていると想像します。 その広告クリエーティブ会社が集結しているエリアと…
リオ・オリンピックまで2ヶ月半です。私の胸は一向に高鳴りません。胸が高鳴らないのは、続々と噴出する問題のせいではないです。 リオでは28競技306種目でメダルが争われるとのことですが、一部を除き、よくぞこれほど不人気競技を一同に集めたなと思…
ミーガン・トレーナー。ぽっちゃり系カリスマシンガーです。 フォトショップを嫌悪し、惜しげもなくそのぽっちゃりを見せつけ、ヒット曲をかっとばすミーガンは、女性を勇気づけ、自尊心を高め、さまざまな制約から解放するムーブメントの象徴でもあります。…
ステファン・カリー(NBA / Golden State Wariors)。 史上初、満票でNBAシーズンMVPを獲得した規格外の男です。自身の3ポイント記録を塗りかえる2015-16シーズンの活躍があまりに変態的すぎて、リアルなカリーと"NBA2K16"(ビデオゲーム)のカリーの動きに…
The Physical Impossibility of Death in the Mind of Someone Living, 1991 現代アートの「価値基準」は難解です。「レディメイド」(デュシャン)だって、理解したフリをしていますが、心の奥底では「不必要なモノを買いたい気にさせる広告」とさほど変わ…
Most Shocking Second a Day。「Just because it isn't happening here, doesn't mean it isn't happening(ここで戦争が起きてないからといって、世界で戦争が起きていないわけではない)」 シリア内戦の被害を受けた子供たちを支援すべく、Save the Childr…
Snapchat。日本でもじわじわ来ております。「スナチャ」と略されておりますが、英語の発音を聞いて素直に文字にしたらこうなった、という感じでしょうか。その「スナチャ」を生んだ国・アメリカでは「スナチャ」がリクルーティングツールとしての活用されて…
フェイススワッピング。Snapchat やら MSQRD やらで大流行です。猫も杓子もフェイススワップし始めたと思ったら、すぐにイカしたアレンジをする人が現れます。例えば、この未完成絵画作品とスワップするようなアイデアは痺れました。 Jeanette Hayesさん(@je…
中学生か高校生の頃、「ハワイの空気」という小さな缶が売っているのを、偶然発見しました。確か、150~200円ぐらいだったと思うのですが、こみあげる好奇心には勝てず、買いました。そして、いろんな思いを巡らせつつ家に持って帰り、缶の蓋を開けましたが…
4年前にカンヌライオンズで、Astro Teller(Google X)が言っていた「アイデアは工場でできるようになる」って言葉はとても印象的でした。近年のAI界隈の進歩は、そういう時代が確実に近づいていることを実感させてくれるし、このWATSONの取組みもまたそ…