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Campaign, more than anything

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

粗大ゴミもメディアに

OOH

クリスマスプレゼントに“mini”なんて、かなりブルジョアな家庭...ではなく、ゴミに扮した新種のOOHだ。 どうやら先日のハイネケンの例以来、アムステルダムでは、この“粗大ゴミ”プロモーションが大ブームの兆しを見せているようだ。

気取り屋の時代は終わった

アルファロメオと言えば10〜15年前、少なくとも日本では“気取り屋さん”向けのクルマであった。そして、この度アルファロメオは、そんな記憶を一掃するかの如く無謀なアプローチに出た。そのアプローチとは、1960年、米国人によって成し遂げられた地球最深部…

“フットボール”は旅先の鉄板ネタ

NA:10億人(アフリカ大陸の人口)の人達を結ぶ1つの情熱、1つの共通語。フットボール。 アフリカ大陸の携帯キャリアであり、アフリカンフットボールのオフィシャルスポンサーである“Orange”のTVCM。“Air Ball”で“1つの情熱と共通語”を表現するところが素敵です…

ペプシは“良い人”になれるのか?

スーパーボール(2月第1日曜日)当日、午前中から大画面テレビのあるお宅やレストランにお邪魔し、「スーパーボール・パーティ」なるものが開始され、朝から全米中でちょっとした大騒ぎが始まる。スーパーボールは米国最大の娯楽であり、その30秒スポット料金…

定番企画をキラリと光らせる“+Twitter”

「お客様の喜びの声」は広告表現の常套手段の1つだ。そして「お客様のつぶやき」は、Twitterが旬な今だからこそ新鮮な仕掛け。トライデントがUSA Today(米国唯一の全国紙)で、トライデントに関するつぶやきを新聞広告として掲載した。 この企画で思い出され…

鼓膜の裏にこびりつく“ポン、ポンポンポ−ン”

鼓膜の内側に決して消え去らない響きを残すというのもTVCMの高等戦術の1つであり、インテルのCMの最後に必ず響く“ポン、ポンポンポ−ン”は、その大成功例の1つである。 この“Cannon Bells”は、その“ポン、ポンポンポンポ−ン”を人間×キャノン砲×巨大ベルでやっ…

ポルノ化するファッション広告

100年に一度の大不況下、明らかにラグジュアリーブランドは苦戦している。そして、この荒波を乗り切るためには相当思い切った戦略が必要である。そこで彼らはある種のタブーに踏み込むことを決定した。そのタブーとは“セックス”である。ファッションブランド…

リアルを装ったアメージングビデオはヒットの法則となるのか?

ネスレがクリスピーとチョコレートバーのキャンペーン“Crunch Challenge”を開始した。このキャンペーン、内容は極めて平凡。北京五輪・体操金メダリストのShawn Johnsonとトリノ五輪のスピードスケート金メダリストのApolo Ohno が“クリスピー・チーム”“チョ…

ソーシャルメディア時代の脱獄囚

基本的に脱獄囚はひっそりと身を隠し追っ手から逃れるモノであるが、時々いろんな場所に足跡を残し、警察を挑発する脱獄囚もいる。しかし、今、その挑発の方法も変わってきているようだ。テレグラフ紙によると、今年の9月23日に英国はSuffolkのHollesley Bay…

諸刃の剣、ソーシャルメディア

風評被害というものがある。ありもしない悪評をたてられ、思いがけない大きな被害を被ることだが、このビデオを見て再確認したことは、ソーシャルメディアは致命的な風評被害を起こしかねないということだ。 このビデオ、タイトルがあまりにショッキングすぎ…

ジム・キャリーのクレイジーな世界

Web

ジム・キャリーの世界観は異様である。その異様さがそのままWebで再現されている。こんなにぞくぞくするビジュアル&サウンド展開は(私的には)“お初”。画面上を巨大タコの足やクレーンのようなロボットの腕が駆けめぐり、私達を別世界へと誘ったり、ジム・キ…

昔を懐かしむアラフォー狙いの企画

アラフォー世代ともなるとついつい過ぎ去りし日を懐かしむことが多くなってしまう。先日の飲み会でも、小林克也の“ベストヒットUSA”や雑誌“FM STATION”の話題になると思わず興奮してしまった。 ということはこのキャンペーン、“アラフォー向き”の企画である…

プロも苦戦する目隠しリフティング

超一流のフットポーラーが“目隠しリフティング”にチャレンジするこのヴァイラルビデオを最初に見たときは、てっきりナイキの仕業だと思ったが、実はEA SPORTSのFIFA10のプロモーションとのこと。実際、FIFA10のゲームの中で“目隠しリフティングモード”なるも…

iPhone→Apple→スティーブ・ジョブズ!

連日世界中でかなりの数のiPhoneアプリがリリースされており(たぶん)、DLしてもらうこと自体が非常に困難な激戦市場になっている。ならば大々的に宣伝を!といっても、そんなことができるのは一握りの企業のみ。そして、クライアントのSTV(スウェーデンの放送…

ハイネケンの細かすぎる芸

Walk-in Closet(ウォークインクローゼット)を見て熱狂する女性陣とWalk-in Fridge(ウォークイン冷蔵庫?)を見て熱狂する男性陣を描いたハイネケンのTVCM。ここまでは、それ程気に留めていなかったが...。 こんなものをアムステルダムの街中に配置している。ま…

プロは素人っぽく、素人はプロっぽく

ここのところのヴァイラルビデオ・ランキングで上位にランクインしてるので、どれどれと思い拝見。このビデオ、一見流行の「素人動物投稿ビデオ」のふりをしながらも、ゲーム会社のプロモーションの臭いがぷんぷん。 それにしても、「プロは素人っぽく、素人…

コペンハーゲンへの注目

何度もお伝えしているCOP15関連。これは開催地コペンハーゲンのデンマーク政府がつくったヴァイラルビデオ“We Have The Power To Save The World. Now.”(私達には地球を救うチカラがある。今立ち上がらなければ)。この二週間足らずの間にYoutubeだけで540,00…

ちょっとしたアイデアで集客

W+K Xmas Interactive Window from ezblaine on Vimeo.可愛い装飾や大幅値引き、購入特典等、この時期どこのお店も集客に躍起になっているが、こんな方法なら、新鮮さや楽しさを感じてもらえるのではないだろうか。 店頭を利用して自分出演のeクリスマスカー…

ホンダの全てがホンダの全てをつくる

NA:“Everything we do goes into everything we do.”(ホンダの全てがホンダの全てをつくっていく) ボート,F1,オートバイ,ASIMO..ホンダの全ての技術を投入した新しいシビック。 ホンダの技術を感じるCMを見ると思い出す“The Cog”。私的生涯ベスト3に入る作品…

ゲーマー垂涎の的

「大画面で映画」という切り口が多かったような気がするプロジェクターだが、完全にゲーマー向けに振り切ったアプローチがこれ。それをこんな感じで楽しく表現してしまうことで、今までの表現との違いが一層際だっている。結果として、何となく贅沢品で敷居…

無料コーヒーはいかが?

OOH

スチームが吹き出し、“無料コーヒーはいかが?”のメッセージが浮かび上がる粋な仕掛け。マクドナルドの勢いとスターバックスの劣勢を感じずにはいられません。

世の中何でもChange!

ソニーは技術、宣伝、社風、全てにおいて洗練されたクリエイティブなイメージを大切にしてきた企業だ(少なくとも私はそう感じる)。ソニーは「ソニーらしい」とか「ソニーらしくない」といった言葉で語られる程、そのイメージが社会に浸透している数少ない企…

肥満の危険性を訴えるグロいTVCM

グロい公共広告シリーズというわけではないが、そんな類のTVCMを2エントリー連続でお伝えすることになってしまった。 ご存知のようにアメリカでは肥満が大きな社会問題になっており、その確信犯の1つが炭酸飲料。かつて、小中学校にベンダーを設置し、一定の…

失禁してしまった泥酔ギャル

やや破廉恥なタイトルになってしまったが、海外の公共広告はの表現はいつもショッキングだ。しかし、これは度を超えているというか、お茶の間に流れるかもと考えただけで「ぞっ」とする。 UKの“National Health Service”が若者達の飲み過ぎによるバカ騒ぎを…

世の中を良くする最善の方法は、人を育てること

価値あるアイデアを世に広めることを目的とし、カリフォルニア州モントレーで学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の大物が講演を行うTED Conferenceなどのイベントを主催している非営利団体“TED”と“NOKIA”が組み、テクノロジーを効果的に活用…

“Copenhagen”を“Hopenhagen”に

人類の将来を左右するかもしれないCOP15が、より多くの人の注目と参加を集めるべく国連を中心にキャンペーンが展開されている。題して“Let's turn Copenhagen into Hopenhagen(開催地:CopenhagenをHopenhagenに)”。つまり、Copenhagenの“C”を“H”に置き換えて…

TwitterでWorld Cup

組み合わせ抽選会が終了し、徐々にワールドカップ・ムードが高まってきた。そろそろオフィシャル・パートナーあたりが動き出すだろうなと思っていた所に、ソニーエリクソンが“Twitter Cup”というWorld CupとTwitterを融合させたキャンペーンを投入してきた。…

露骨すぎるバーガーキングの仕掛け

Web

“若い男を惹きつけるのは若いセクシーな女に限る。”これは世の常識であるが、広告として露骨にこれをやってしまうのは、ちょっと抵抗感がある。しかし、中にはそんなこと「おかまいなし」の企業もある。その1つがバーガーキングだ。そして、バーガーキングが…

とことんふざけるJet Blue

ディスカウント・エアラインの“Jet Blue”が“Flyer's Collection”なる、やもうえず“Jet Blue以外のフライト”に乗らなければならないお客様に向けた14の極めてクリエーティブな商品が掲載されたギフトカタログをリリースした。以下がその一部。 YUMBRO:足場面…

それってLevi's ?

“予算が無い”2009年、全世界のビジネスシーンで最も多く発せられた言葉だ(ろう)。しかし、ソーシャルメディアを使えば、こんなに楽しい企画が低予算でできちゃうよ!...というのがこの事例。 オーストラリアのメルボルンで“iSpyLevi's”は仕掛けられた。街に何…