2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧
若手映像クリエーターの登竜門として1991年以来カンヌ期間中に開催されているSaatchi & Saatchi主催による“New Directors' Showcase”。 今回、そのオープニングに『利己的な遺伝子』著者で文化の伝搬を遺伝子になぞらえた「ミーム」の生みの親、進化生物学者…
デザイン会社' Trapcode'を経営するPeder Norrbyはあるコレクションに熱心になっているが、それは切手やコインでは無い。昨年、AppleがiPhone5発売時にリリースしたiOS Mapsの数々のエラーによって生まれたGlitchのコレクションだ。 Glitchとは接触不良によ…
海外を旅するのは楽しい反面、不安もある。現地の人と接したいけどきっかけを掴むのは簡単では無い。そういった旅人意識に目を向けたのが“Molson Canadian”なるカナダのビアブランドだ。 Canterbury, White Cliff of Dover, London, Northern France, Cassel…
カンヌ初参戦してきた感想をまとめます。 今年のカンヌは60回目のアニバーサリーということもあってか、セミナーゲストがとても豪華だった。 Jack Black(俳優),Sean Combs(アーティスト),Lou Reed(アーティスト),Anderson Cooper(CNNアンカー),Conan O’Brien…
ロスアンゼルス空港(LAX)“Bradley International Terminal”のデジタルディスプレイが凄いことになっている。1,765平米という広大なスペースだけでなく、ディスプレイの形状のユニークさや映像素材のクオリティ...全てがマッチして素敵な空間を創っている。 …
「街を歩けば糞を踏む」という位、マドリードの道には犬の糞が転がっているらしい。そんなマナーの悪いドッグオーナーには「糞をお見舞い!」とばかりに「その犬の糞」を送りつけるという凄い企画。 ボランティアが街を巡回し、糞を垂れ流している犬のオーナ…
PEPSI MAX=ノンシュガー=軽い=空中浮遊。これは写真撮らずにいられないですね。
100 Beautiful Slides from #CannesLions 2013 View more presentations from Jesse Desjardins - @jessedee 世界有数のクリエーターやマーケターがプレゼンするカンヌ。そのプレゼンで使用されるスライドは世界最強と言える。プレゼンストーリーは分からず…
伝説のロックバンド「ブラックサバス」がオジー・オズボーンを含むオリジナルメンバーで35年ぶりにアルバムを発売しただけど、その広告がこれ。 幾重にも重ね貼りされた音楽ポスターの一部を破ると“Black Sabbath”のロゴが見えるこの表現は、彼らが暗闇から…
フットサルのコート予約はとても厄介だけど、そんな問題を解決に導くツールがNikeから登場した。 Doubleyouと共同で開発された“#MiPista”と題されたこのマシンは路面にプロジェクションし、フットサルコートをつくるという発想。 マドリードで行われたキャン…
世の中から消えつつあるものの1つに「紙製カタログ」があるけど、そこにもまだ工夫の余地はあるようだ。 世界第三の航空機ブランド“Embraer”のカタログは「空飛ぶカタログ」。磁力を使って宙に浮く仕組みを採用している。 浮いている時はカタログではなくイ…
今年、カンヌに初参戦して驚いたのはそのアワードエントリー数。今年のアワードエントリー数は史上最大の35,765を記録。その1つ1つを審査員が丁寧にチェックしていたとすると、かなりの重労働だ。 35,765エントリー/総額23.7億円(€18.5M) Instead of Lionに…
Corona Extraはボトルトップにライムスライスを刺した状態でバーテンダーに提供されるのが定番。 この独特の飲み方を印象付けるべく行われた“Luna Corona”なるマンハッタンで実施されたOOH企画は、広告上に描かれたCoronaボトルのトップにライムスライスに見…
FIAT ABARTH 500のTwitterアカウントのフォロワー数は「0」。フォローすると一瞬だけ「1」になるが、しばらくするとブロックされて「0」に戻る。 この奇妙な現象の正体はFIAT ABARTH500の「速さ」を強調して伝える企画“Too Fast To Follow”(速すぎて追いつけ…
Galaxy S4は顔認識や眼球認識による操作が可能とのことで、その機能を実体験してもらうべく実施されたのが“All eyes on Samsung”。 チューリッヒ駅にセットされた端末画面を60分間凝視し続けると端末がもらえるという企画。バイク乱入やカップルの喧嘩など適…
大型トラックのスケルトンの荷台に詰め込まれた全身あざだらけのボロボロの少女。4月6日にアトランタで実施された性奴隷問題啓発イベント“End It Movement”の一幕だ。 東南アジアの女性や田舎の娘を性奴隷として働かせる店など、日本にもこの問題はある。重…
NBA2連覇を達成し、MVPに輝いたLeBron Jamesへのお祝いメッセージは留守電に。TwitterでもFacebookでも無く留守電。 15年程時間を遡っていることが逆に粋だ。流石Nike。番号は(305) 767-2226。
最後のグランプリはまたもダブル受賞、そしてまたもこの2つ。“Beauty Inside”は3冠。“Dumb Ways to Die!”は5冠です。双方共に祭り状態です。 その他、Film LionsのShortlistで気になった作品を紹介します。 Dove“Camera Shy” あなたは自分で思っているよりも…
映像技術を評価するFilm Craft Lionsは、ロンドン・パラリンピックを盛り上げた“MEET THE SUPERHUMANS”。 これは、今までテレビ等のメディアと距離があったパラリンピックの盛り上げに一役買ったキャンペーンとして有名で、障害をもつアスリートを“The Super…
“Dumb Ways to Die!”は4冠。一体いくつグランプリ獲るの?という感じです。そしてDoveの“Real Beauty Sketches”がダブル受賞です。 “Dumb Ways to Die!”はもう歌えそうです。 Dove“Real Beauty Sketches” 犯罪捜査用の似顔絵専門の画家がある女性Aの顔を見ず…
Branded Content & Entertainment Lionsは“Beauty Inside”(Toshiba & Intel)がグランプリに輝きました。Cyber Lionsに続いて2冠達成です。 他、Branded Content & Entertainmen LionsのShortlistで気になった作品を紹介します。 FEBREZE“THE OFFICIAL SPONSO…
6/20はアワードセレモニーが無い代わりにAKQAが主催する学生対象のアイデアコンペティション“FUTURE LIONS”(2005〜)の発表があり、受賞式に参加した。今年のテーマは“Destiny Awaits”〜5年前には実現不可能だった形でブランドに役立つアイデアを提案する。 …
Melbourne Metro"Dumb Ways to Die"がPR, Directに続き三冠達成。"Dumb Ways to Die" Festival状態です。 凄いから歌詞も載せておきます。 Set fire to your hair, Poke a stick at a grizzly bear, Eat medicine that's out of date, Use your private part…
Cyber Lionsは2作品がグランプリに輝きました。Shortlistを見る限りは、Cyber Lionはデジタル系統合ソリューションといった趣のようです。 OREO "DAILY TWIST" Facebookページを運営しているブランドはファンの関心を引きつける為に定期的にコンテンツをポス…
Press Lionsはプリント広告部門といった感じで、受賞したのはiPad miniでした。 雑誌“New Yorker”や“TIME”“Wallpaper”等の表4と表紙にこの仕掛け! iPad miniサイズの広告を展開。流石ですね。 その他、Press Lionsの展示で気になった作品を紹介します。 Don’…
Designと言っても仕組みのデザインや見せ方のデザインなどとても領域が広いと感じる部門ですが、グランプリ作品は欧州のスーパーマーケットチェーン“AUCHAN”によるサステナビリティ・リポートの工夫。 「サステナビリティ・リポートを分厚い冊子にするのは本…
Innovation Lionsは今年から導入された部門で、栄えある初代のグランプリは“Cinder”となった。 Cinderとは、画像、音声、動画等を簡単に処理&可視化できる、主にビジュアルデザイン向けの強力なC++ライブラリであり、The Barbarian GroupのAndrew Bell氏が…
グランプリは本命決着でIBM“People For Smarter Cities”。 IBMが標榜する‘Smarter Thinking’とはどういうことなのかをわかりやすく提示すると共に、生活者に‘Smarter Thinking’を促し、毎日をより便利に快適にするちょっとしたアイデアを募集...といった企画…
Mobile Lionsもいわば「社会派」キャンペーンが制した。底抜けに楽しいコンセプト、というだけではもう受賞できないんでしょうか。 “TXTBKS”なる受賞キャンペーンの舞台はフィリピンで、子供たちがバッグに入れる教科書の量が多いことが原因で重さのあまり身…
グランプリを受賞したオランダの小さな葬儀保険会社“Dela”のことは全く知りませんでした。 Delaは商売上、死者を前にした家族や友人が「あの時、優しい言葉をかければよかった」...的な後悔の言葉ばかりを発することを知っていた。それならば大切な人が生き…