言葉を操る会社・新聞の素敵な企画

文字を大きくしたり、難解な言葉を使わないなど、世間に迎合する日本の新聞にこういった類の感情は抱いたことはないけど、このThe New York Timesの映画面の企画“Making a Scene”は本当に素敵だと思う。
まずは2013年に公開されたベストムービーから脚本家を選出し、乙な、あるいは魅惑的な、あるいは楽しい会話のアイデアを募る。その後、2度のオスカー受賞歴を誇るカメラマン'Janusz Kaminski'が演出・撮影し、その台詞をトップ俳優が演じる。
読み手は、Oprah Winfrey (0:09); Robert Redford (0:58); Cate Blanchett (1:57); Forest Whitaker (2:57); Julia Louis-Dreyfus (4:01); Bradley Cooper (5:00); Adele Exarchopoulos (5:53); Chiwetel Ejiofor (6:45); Greta Gerwig (7:48); Oscar Isaac (8:40); Michael B. Jordan (9:19)の11名だ。

各々の台詞にはかなりの含みがあって、とても訳し切れませんが、紙の会社では無く、言葉を操る会社として位置づけていることが素敵だなと思いました。
※メイキングビデオ

※相当長くて読む気失せますがコラムもあります。