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ハッキリ見えるモノより、チラッと見えるモノの方が注意を引くというケースが往々にしてある。このMcDonald'sが仕掛けた「24時間営業」を告知するためのビルボードは、その原理を応用した仕掛けだ。 このビルボード、昼間は全く見えず、夜間のみヘッドライト…
長距離列車の出発時刻より早く駅についた場合、どうやって時間を潰すか? 普通なら駅の中の売店をあちこち巡って考えなきゃならないこの時間にチャンスが潜んでいるとMcDonald’sは考えた訳だ。その際、キーとなるのが、列車を探す人なら誰でも見る時刻表。出…
QRコードは本来、スキャンし情報にアクセスしてもらう為のツールであり、「スキャンしやすさ」というのは最初に考慮されなければいけないハズだ。しかし、スキャンすることの難易度を極限まで高めることでその情報への渇望感がMaxになるというのも一方である…
クリエーターを目指す学生なら誰でも「売れっ子クリエーティブディレクター」の下で働きたい。よって、5分でいいから彼らに自分のポートフォリオを見て欲しい訳だが、「売れっ子」だけあってそんな時間は無い。そこで、Akos PappとLaszlo Szlobodの2人が思い…
スタジアムで自分の姿がアストロビジョンに写されると思わずVサインしたり手を振ったりしてしまうけど、そんな心理を突いた企画“Share a Coke”がKings Cross(Sydney)で行われた。 ユーザーは0400-807-807に友人や自分の名前を送信するだけ。すると、その名前…
Snake Game(ヘビを操作し、ステージ上のエサを食べさせて成長させていくゲーム。壁や自分の体に当たるとゲームオーバー)というのは格好の暇潰しゲームだけど、これが、どこでも好きな場所にプロジェクションし、しかも思うがままに障害物づくりができるとな…
Mercedes-Benz及びBlueEFFICIENCY(メルセデスの環境技術)だけが記されたビルボード。仕掛けの意図がわかり始めるのは20日を過ぎたあたりから。排気ガスによる大気の汚れにより、メッセージが浮かび上がる仕掛けだ。 “If more cars had BlueEFFICIENCY, You w…
地味なアイデアなんだけど、トラックドライバーにメッセージを伝えるのに、普通サイズの車の屋根にステッカーを貼るというのがナイス。コンタクトポイントの開発に「視線」というのはとても大切なファクターだ。
東京や大阪の住宅事情がよろしくないのと同じように、きっとパリも地価が高くて狭い空間で暮らさざるを得ない...って感じなんだろうと思う。そんな環境に置かれているパリの若者に「IKEAなら狭くても快適に暮らせるよ!」と伝える為に、地下鉄の駅(Auber stat…
Nikeらしい粋な仕掛けだ。ただ、このベンチを頼りにしている人には評判が悪いかも知れない。
Nike UKが夏のロンドン五輪に向け、非常に力強いキャンペーン“Make It Count”(今を大切に!)をスタートさせた。これはUKのトップアスリートが、今年にかける「決意を語る」という趣向で、写真家のAdam Hintonが撮影したパワフルなモノクロ写真上に選手が直筆…
Peugetがリオで実施した3DプロジェクションマッピングとKinectが融合した“Motion & Emotion Show”。白いタイツで動き回っているパフォーマーの動きに合わせて3D映像が動く仕組みだ。 3Dプロジェクションマッピングにゲーム、DJ...など、色んなモノが日々世界…
3Dプロジェクションマッピングにピンボールをくっつけた“The Urban Flipper”を先日紹介したけど、今度は「UFOキャッチャー」がくっついた“The World's Largest Claw Game”が登場した。仕掛けたのはChevy Sonicだ。L.Aのルーズベルトホテルで2日間に渡って行…
昨年末にロンドンのタクシー会社“Greentomatocars”がビル壁面に手持ちのレーザーペイントライトで落書きするっていう仕掛けを紹介したけど、それと同じレーザー落書きが登場した。 これは、“Vodafone Playground Wall”なるキャンペーンの一貫で、「人々を幸…
3Dプロジェクションマッピングによるピンボールゲーム“The Urban Flipper”が“Lyon Festival”(仏・リヨン)で公開された。フランスの照明デザイン会社“CT Light Concept”が手がけたそうだ。 これこれ。こういうの待ってた。参加する3Dプロジェクションマッピン…
プラハ(チェコ)にある回転式ビルボードをメリーゴーランドに見立て、パフォーマーを宙づりにするという荒技。ロードサイドのビルボードに注目を集めようとする世にも珍しい仕掛けだ。 「あれ何!」と注目は集まるだろうけど、上部の広告まで注目するかどうか…
今年もあまり映画を観ないまま1年が終わろうとしている。そんな私のような人にオススメなのがこのビデオ。5分48秒の中に2011年に公開された230作品が詰め込まれている。 1つの作品のトレーラーと錯覚してしまうくらい、台詞、映像、音楽の組み合わせが絶妙だ…
リオデジャネイロで行われた“Peugeot Motion & Emotion Show”。お馴染みの3DプロジェクションマッピングにKinectを加えているんだけど、白いタイツ服のパフォーマーのゼスチャーに合わせて映像が変化するという趣向だ。 最近の傾向から3Dプロジェクションマ…
巨大ビルボードにファンによるバンジージャンプを上乗せする盤石の体制で話題の拡散を狙ったWonderbra“Ultimate Plunge”なる仕掛け。 バンジー後、人の身体が丁度、モデルの胸元に来るように設計することで、胸の谷間を強調するという仕掛けになっているので…
Manhattan Bridgeの橋の袂で行われたプロジェクションマッピング。トンネルの中面全体に投影することで生まれる「包み込まれる感」がフラット面に投影するのとはひと違った味わいがある。 これまでも、靴やクルマに投影といったケースがあったけど、「何に投…
シンビアンを捨てMSを新たなパートナーとして迎えたNokiaの再出発となるWindows Phone“Lumia 800”のプロモーションとしてプロジェクションマッピングとDJを組み合わせた超弩級のランドスケープショーが11/28に実施された。 場所は高さ120mのMillbank Tower(L…
地下鉄のトンネル壁面にLEDウォールを埋め込み、走行中の車輌のウィンドウに映像を写し出す新メディア。何年か前に実験映像を観た時は、ウィンドウへのはまり具合が今ひとつだったけど、このケースでは完璧だ。ノルウェイの大自然を旅しているかのような雰囲…
「行動してもらい、経験してもらい、その経験を共有してもらい...」というのがマーケティングゴールに近づく為の1つのプロセスだけど、「動いてもらう(心と身体を動かす)」というのがかなり難しい。当然のことながら「場」をつくったから「モノ」をつくった…
時に長い待ち時間となり、暇を持て余してしまうバス停でのMusic Card(仏)の気の利いたプロモーション。4つのヘッドホン差込口を用意し、99曲ものライブラリーの中から気に入った曲を探し出してもらって楽しんでもらおうという、バス停をミュージックポッドに…
「1カ所の屋外広告にARマーカーを仕込んで...」という展開はこれまでもあったけど、屋外広告を買い占めて、いくつかの広告にまたがった形でかなりダイナミックに映像が展開されるというのはかなり珍しい感じだ。21st Century Beetleがカナダで仕掛けた“Juice…
フォルクスワーゲンがカナダの主要都市の工事現場のフェンスをメディア化して、Jetta GLIの200馬力を強調する「パフォーマンスアート」(Jettaのパワフルな走りを光の残像で表現)を展開している。日本でも個々の工事現場のフェンスには工夫が見られるものの、…
「3Dプロジェクションマッピングでインベーダーゲームを楽しむ」というだけならもはや驚くに値しないけど、サッカーボールを蹴ってインベーダーを撃ち落とすとなると話は違う。出演者は「チェルシーFC」(プレミアリーグの強豪チーム)の4人のトッププレーヤー…
マンハッタンのとある街角に難解な数式のGiant Chalkboardが出現した。この広告の仕掛け人はDowであり、その回答がわかった人は、@giantchalkboardにリプライしてくれとのこと。現状、このキャンペーンの意図はベールに包まれているが「歴史的出来事と数字は…
STAR WARS: The Complete Saga(Blu-ray)が世界中で発売される中、ロンドンではベーダーやストームトゥルーパーが街を闊歩し、BT Towerに世界最大のライトセーバーが描かれた。BT Towerの形状がライトセーバーのグリップ部分にそっくり!
特に食品や外食、お菓子といったセクターでは「お客様の笑顔の為に」というフレーズが頻繁に登場する。そんな誰もが使う定番メッセージをちょっと違う形で発信しようとしたのが、イスラエルのジュースブランド“Prigat”だ。 “Smile Stations”と名づけられたこ…