難解な数式を解いた先には何が...
マンハッタンのとある街角に難解な数式のGiant Chalkboardが出現した。この広告の仕掛け人はDowであり、その回答がわかった人は、@giantchalkboardにリプライしてくれとのこと。現状、このキャンペーンの意図はベールに包まれているが「歴史的出来事と数字は深く関連している」とのメッセージから、この数式の回答がDowの重大な発表とリンクしていると考えられる。一方、タグラインは"Solutionism. The new optimism."(ソリューショニズム、それは新しい楽観主義) と摩訶不思議。5日後に何かが起こるようなので、待ってみたい。
このように難解な数式を提示し、生活者を混乱に陥れる手口は過去にもあり、代表的なのはGoogleのリクルーティングキャンペーン(2006)だ。難解な数式を解いた者だけがマイクロサイトにアクセスでき、面接を受けるチャンスがあるという極めてわかりやすい仕掛け(下写真)。この納得感、腑に落ちる感がDowの企画にもあることを願います。