Guerrilla
友人とバーで騒ぎたいけど、義理で参加しなければならないイベントがある。例えば、お婆ちゃんの誕生日や親戚の従姉妹のバレエ発表会など家族イベントがそれ。この“The Great Escape”とは「そんな退屈からあなたを解放して差し上げる」と、Andes Beer(アルゼ…
映画館で予告編を見ている最中に突如スタントが始まるというケースはよくあるけど、そのスタントがスクリーンと連動しているというのはあまり見ない仕掛け。 この企画、Walking Dead Season2のプロモーションだけどスクリーンに流れるのは恋愛ドラマ。そうこ…
60人からなる集団が、タクシー乗り場やウェイトトレーニング場、バスケットボールコートに突如現れ、高校野球のPL学園のような人文字をUltrabookでやってしまうゲリラ企画“The Ultrabook POP-UP THEATER”。Intelが繰り出したこの企画は、Ultrabookの反応の早…
マンハッタンの空をふわふわと優雅に飛ぶ人型ラジコン。ぱっと見は「人」が飛んでいるように見えなくも無い。少なくとも一旦見ると、しばらく目で追い続けるだろうし、写真撮影してFacebookにポストするかも知れない。 これは間もなく公開される映画“Chronic…
2年前、冬になると太陽が顔を出さないカナダ北西部の北極圏の小さな街で、「太陽のプレゼント」とばかりに人工の太陽をつくったTropicanaの企画は少々感動的であったんだけど、今回は同じ企画をロンドンのど真ん中「トラファルガー広場」でやってのけた。当…
“Most”というのはPR企画の基本中の基本だ。よって困ったときには「世界で一番デカイチョコレート」「世界最大人数で同時ひげ剃り」とかやっておけば、記事掲載されたりする。L.L.Beanというブランドも100周年で何かせねば!と悩んだ末に「フラッグシップ商品…
東京や大阪の住宅事情がよろしくないのと同じように、きっとパリも地価が高くて狭い空間で暮らさざるを得ない...って感じなんだろうと思う。そんな環境に置かれているパリの若者に「IKEAなら狭くても快適に暮らせるよ!」と伝える為に、地下鉄の駅(Auber stat…
一時期は大流行した「フラッシュモブ」も飽きられたのか、今ではあまり見られなくなった。それでも継続し、「フラッシュモブ・キング」とも呼べる存在になっているのがT-Mobileだ。 今回の舞台はシカゴのWoodfield Mall。“Home For The Holidays Surprise”と…
大型ショッピングモールの広大な駐車場で自分のクルマを見失うことはよくある。特にホリデーシーズンともなるとクルマは一杯だ。そんな時にこんなサービスがあればちょっと嬉しくなるし、「MINIで良かった!」と、ブランドとユーザーの親近感がグッと深まるに…
2010年、NYCやロンドンの大学のカフェテリアにサプライズ・ベンダーを設置し、大成功したことから端を発し、2011年に入ってから“Where Will Happiness Strike Next?”(幸せは、次にどこにやって来る?)と称して、世界中で「幸せ発見サプライズキャンペーン」を…
11月初旬、グルジアからロンドンにやって来た“Dakov Circus”がWebSiteを立ち上げた(偽サイト)。East Londonで実施する公演“Circus Freak Out”のプロモーション用だ。また、この公演の告知はロンドン情報サイト“Time Out London”やロンドン情報を取り扱うブロ…
ポルトガルのフットボール・スタジアムで実施された「人間性を問う」ゲリラ企画。チームグッズのショップのフロアにライバル・チームのファンの持ち物らしき財布を(故意に)落としておき、それを拾ってレジに届けるとチケットがもらえるという企画なんだけど…
街の広場に設置された巨大なクリスマスプレゼントの箱。18時になると箱の中からマライアが登場してクリスマスソングをプレゼントしてくれるという凄いサプライズだ。但し、実物では無く「ホノグラム」のマライアなんだけど、この際そんなことどうでもいいだ…
痔に悩む人がバイクに乗るとどうしても「立ち漕ぎポーズ」なってしまう。そして、その時の状況をリアルに表現したのが、この「ノート」だろう。“Preparation H”なる痔の薬の広告なんだけど、うまいな。
「あなたのクルマだってドレスアップすればかなりいかした感じになりますよ!」...こんなメッセージがプリントされたパーフェクトなMINIデザインのクルマカバーをMINI以外のクルマにかぶせたのはMINI Canadaの仕業。 「MINI以外のクルマはダサい」と示唆して…
通り道沿いに“In Case of Emergency”(もしもの為に)と記されたボックスがあり、その中にConverseの新品シューズが入っていたならば、あたなたはどうするだろうか? 何も知らない人なら「これはきっと大切な役割を果たすんだろう」と考え、シューズを持って帰…
セレブの鼻に“Teenage Mutant Ninja”の落書き。うまい! ※他の落書き作品はこちら。 ※ちなみに“Teenage Mutant Ninja”とはこんなのです。
ESSEX(UK)のThope BayからMINI Coupeのミニチュアが入ったボトルを海に投げ捨てる。恐らくボトルは2,3週間でオランダやドイツの海岸線に到達する。発見した人は新型MINI Coupeに試乗できるとのこと。 タグラインが“Find Your Adventure”となっているんだけど…
カップルが映画館に入ると、たった2つの座席を除いた全ての座席をタトゥー入りのいかつい兄ちゃんたちが埋め尽くしている。速やかに立ち去るカップルもいれば、勇気を出して座るカップルもいる。そして、後者には拍手喝采が浴びせられ、Carlsbergが手渡され…
STAR WARS: The Complete Saga(Blu-ray)が世界中で発売される中、ロンドンではベーダーやストームトゥルーパーが街を闊歩し、BT Towerに世界最大のライトセーバーが描かれた。BT Towerの形状がライトセーバーのグリップ部分にそっくり!
セクシーな女子の背中に隠しカメラをセットし、じろじろとエロい視線を投げかける男子たちを隠し撮りしたヴァイラルビデオ“Rear View Girls”が半年前に大ヒット(Levi'sのヒップラインが美しい女性用ジーンズのプロモーション)したんだけど、今度はその逆バー…
スケートボーダーにとっては政治なんて「だせぇ!」って感じだと思う。そして、「だったら一層のこと愉快に利用してやれ!」というのが、このコペンハーゲンのスケボーブランド“Alis”の仕掛け。日本でも選挙シーズンになると街に立候補者のバストアップ写真の…
クルマが横転するくらい強力な扇風機“Arno”。日中の気温が42度という猛暑のブラジルで、扇風機のセールスが70%上昇する中、その関心を一手に集めようと企画されたゲリラ。実際こんなに強力だと家の中がえらいことになるけど、まぁ、写真を撮ってFacebookにポ…
赤信号でクルマが停まっている隙に「欺し絵」登場。赤信号という一瞬の為に全力を尽くすMINIの美学と遊び心が素敵だ。
MTVというのはつくづくふざけた放送局だと思う。ベオグラード(セルビア)の交通量の多い通りに面した建物の2,3階あたりの高さに1人の男をテープのようものでくくりつけ、ただ一言“Planked”(悪ふざけ)とだけ記している。MTVの新番組のタイトルのようだ。きっと…
酷い頭痛の時、あなたはどう感じるか? このアドボードのように頭の上に鳥たちが群がってコツコツとつついている感じだ。これは、頭痛薬のPandol(インドネシア)による仕掛けで、わざわざアドボードの頭のてっぺんの部分に鳥の餌をたっぷりとセットし、こうい…
「鼻水の女」というタイトルがピッタリの噴水式銅像。この銅像が設置されたのはサンパウロで、医薬品ブランド“Naldecon”の「鼻炎等の充血緩和剤」のプロモーションで、つまり、この「鼻水の女」は鼻炎で苦しんでいるということだ。察するに、銅像の脇にブロ…
映画“Green Lantern”のシリーズ最新作“Invasion”の公開に合わせてブラジルで行われたプロモーション。自転車の車輪の部分にLEDを仕込み、走行することでロゴマークや文字を描くという仕掛けだ。 自転車だと数もインパクトも限定的なので、自転車のようにスポ…
全世界で“Where Will Happiness Strike Next?”(幸せは、次にどこにやって来る?)キャンペーンを実施中のCoca-Colaが、リオデジャネイロの街角を幸せで包んだHappiness Truckをイスタンブールに送り込んだんだけど、大渋滞を引き起こす顛末となっている。 我を…
プロジェクションマッピングは投影するオブジェクトの前に機材を固定し、人を集め、「さぁ、始めますよ!」と、みんなでショーを見物するものだと思い込んでいたけど、これからはそうでないものもあるらしい。Visual Drugstoreなるプロダクションが仕掛ける「…