Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

天才の仕業。本棚をテトリスに。

本棚。自分の家にもありますが、これを本やモノを置く家具以外の目的で使う発想はかつてしたことがありません。 しかし、世界には天才がいるもんです。本棚のグリッドを使ってテトリスをやってみようと考えたのはØyvind Berntsenです。文字からしてトルコ人…

地下鉄職員の警備網をたくみにかわしながら、パリの広大な地下空間でこっそりと行われた創作活動

Désenchantement, 2015. All photos courtesy of the artist 地下鉄を敷設することによって生まれたパリの広大な地下空間で、数年間に渡り、こっそりと創作活動をしていたアーティストRadouan Zeghidour。彼の昼の顔は学生ですが、夜は大都市・パリの地下空…

日頃凌ぎを削るライバル広告会社が「WAR」という名の下に手をつなぐPOST-IT祭り

ソーシャルメディで影響力を持つユーザーが多く存在する業界ってどこか、と考えるとやっぱり広告クリエーティブ界隈ではないかと思います。個々人の発信力の業界別平均値では群を抜いていると想像します。 その広告クリエーティブ会社が集結しているエリアと…

ミレニアル世代を引きつける新しいスポーツを開発し続ける「Whistle Sports」

リオ・オリンピックまで2ヶ月半です。私の胸は一向に高鳴りません。胸が高鳴らないのは、続々と噴出する問題のせいではないです。 リオでは28競技306種目でメダルが争われるとのことですが、一部を除き、よくぞこれほど不人気競技を一同に集めたなと思…

スタッフに勝手にフォトショップされて激怒し、PVを引き上げるミーガン・トレーナーの迫真の演技でアルバム大ヒット間違いなしだとしたら、結構ボロい

ミーガン・トレーナー。ぽっちゃり系カリスマシンガーです。 フォトショップを嫌悪し、惜しげもなくそのぽっちゃりを見せつけ、ヒット曲をかっとばすミーガンは、女性を勇気づけ、自尊心を高め、さまざまな制約から解放するムーブメントの象徴でもあります。…

史上初・満票でNBAシーズンMVPに輝いたステファン・カリーの活躍が人間離れしていてビデオゲームの中のカリーの動きが全く追いつかず、ファンが悲しんでいるらしい

ステファン・カリー(NBA / Golden State Wariors)。 史上初、満票でNBAシーズンMVPを獲得した規格外の男です。自身の3ポイント記録を塗りかえる2015-16シーズンの活躍があまりに変態的すぎて、リアルなカリーと"NBA2K16"(ビデオゲーム)のカリーの動きに…

ダミアン・ハーストの炎上商法的手法を見て、アートの名の下に行動すれば、ひょっとしたら「人殺し」でも許されるのではないか、と思ったりした。

The Physical Impossibility of Death in the Mind of Someone Living, 1991 現代アートの「価値基準」は難解です。「レディメイド」(デュシャン)だって、理解したフリをしていますが、心の奥底では「不必要なモノを買いたい気にさせる広告」とさほど変わ…

終わらない戦争。子供たちにとって、まだまだ続くショッキングな毎日

Most Shocking Second a Day。「Just because it isn't happening here, doesn't mean it isn't happening(ここで戦争が起きてないからといって、世界で戦争が起きていないわけではない)」 シリア内戦の被害を受けた子供たちを支援すべく、Save the Childr…

Snapchatのジオフィルターでライバル企業の社員を直撃リクルーティング

Snapchat。日本でもじわじわ来ております。「スナチャ」と略されておりますが、英語の発音を聞いて素直に文字にしたらこうなった、という感じでしょうか。その「スナチャ」を生んだ国・アメリカでは「スナチャ」がリクルーティングツールとしての活用されて…

フェイススワッピング・ポスターを見て思い出す「カルチャーのスピードで仕事する」という言葉

フェイススワッピング。Snapchat やら MSQRD やらで大流行です。猫も杓子もフェイススワップし始めたと思ったら、すぐにイカしたアレンジをする人が現れます。例えば、この未完成絵画作品とスワップするようなアイデアは痺れました。 Jeanette Hayesさん(@je…

朝の目覚めにフレッシュな空気を一服...「空気ボトル」はミネラルウォーターボトル以来の発明品かも

中学生か高校生の頃、「ハワイの空気」という小さな缶が売っているのを、偶然発見しました。確か、150~200円ぐらいだったと思うのですが、こみあげる好奇心には勝てず、買いました。そして、いろんな思いを巡らせつつ家に持って帰り、缶の蓋を開けましたが…

アイデアが工場でできる時代。WATSONがデザイナーとコラボして、ファッションイベントでドレスを発表

4年前にカンヌライオンズで、Astro Teller(Google X)が言っていた「アイデアは工場でできるようになる」って言葉はとても印象的でした。近年のAI界隈の進歩は、そういう時代が確実に近づいていることを実感させてくれるし、このWATSONの取組みもまたそ…

監禁独房での精神的抑圧を体感。これまで伝えづらかった人の痛みがわかるVR

VR元年といわれております。ポルノからゲームまで、娯楽的な側面が幅を利かせており、派手な映像の連続に驚愕する毎日ですが、Guardian(英国・高級紙)のVRジャーナリズム・プロジェクト"6×9"は、かなり硬派で、社会貢献性が高く、興味深いコンテンツ…

トランスジェンダーの人が自認するジェンダーに沿ったトイレ使用を禁止する悪法をトイレットペーパーにプリントして、トイレに流してしまおう、というアイデア

先進国を中心とした世界は今、多様性を要求しています。LGBTや人種など、人を区別する様々な枠組みを排除し、互いに認め合う方向に進んでいます。しかし、そんな中、ノースカロライナ州で時代錯誤な州法「HB2」が成立しました。これは、シャーロット市(ノー…

リオ五輪で自らの肉体へのスポンサーロゴ表示を試みる1人の陸上選手が問題提起するアスリートのマネタイズ、アマチュアイズム

サッカー界やテニス界におけるトップクラスのアスリートも陸上界やその他注目度が高いとはいえない競技のトップクラスも、きっと同じくらい人生を競技に捧げているのだと思う。しかし、受け取る報酬には大きな開きがあり、その大小は、その後の人生の選択に…