ニューカッスルの水たまりを巡るドラマ
しとしと雨が降る水曜日のDrummond Central (Newcastle)。とあるマーケティングエージェンシーが、オフィスの近くにできた、中規模の水たまりにカメラを向け、Periscopeで中継を開始した。
一気に飛び越えようとする人、異常に躊躇する人、慎重に横から回り込もうとする人、気にせず自転車で突っ切る人...たった1つの水たまりが様々なドラマを生み、一時は20,000人以上がこの模様を視聴。#DrummondpuddlewatchはTwitterのトレンドランキング入りした。話題になると、わざわざサーフボードをかついで水たまりを横断したり、水たまりでパドリングする変な人も現れた。コメント欄によると、仕事中にトイレに閉じこもり、35分間視聴したという人もいた。日本でいう「コラ祭り」的なことも当然のようにおこった。フットワークの軽いブランドも続々と相乗りしてきた。
ベストロングジャンプ!
#DrummondPuddleWatch woooo pic.twitter.com/3a5kZSOMhO
— Anthony Kane (@anthonykane) 2016, 1月 6
サーフボードを持ってくるが、ボードは使わず横断
そうこうしている内にブランドが相乗りしてくる。
Be careful out there, puddles everywhere... #DrummondPuddleWatch pic.twitter.com/TC67EXlC3V
— Cats Protection (@CatsProtection) 2016, 1月 6
Watching #DrummondPuddleWatch and desperately hoping for this: pic.twitter.com/Y02LEwyU3B
— ASOS (@ASOS) 2016, 1月 6
人がつくる、仕込みのない物語ってパワーあります。ソーシャルメディアというのは、本来そういった物語が好まれる場であり、広告的にも、何かを語るよりも、人に物語をつくってもらう方向が適切であるように思った次第です。
(via Mashable)