子供の頃に食べるフレンチフライが肥満の原因
肥満を原因とした心臓など内臓疾患の手術直前から幼少期までの生活を遡っていく映像。ファーストフードやお菓子を食べ、炭酸飲料を飲み、運動はしないという典型的な生活が続き、一番遡っていくと、親がフレンチフライを幼子に差し出している。この映像をリリースしたChildren’s Healthcare of Atlanta(非営利団体)は子供を不幸にするもしないも全ては親次第だと断罪している訳だ。
昔、米国人の肥満の原因と食生活についてリサーチしていたことがあって、その時の調査結果とほとんど同じ。当時、米国では幼少期の子供が最も食べる野菜がじゃがいもであり、フレンチフライという形でそれを摂取していた。そして、フレンチフライを食べる際、米国人は多量の塩またはケチャップをそれにつけて食べる。私個人の推論ではこれが最悪で、味の強いケチャップや塩で舌の機能が麻痺し、濃い味しか感じられなくなる。米国のアイスクリームやチョコレートが極端に甘いのは恐らくこれが原因で、濃い味=多量の糖分・塩分により、肥満が加速する。彼らにとって薄味の京料理など何も食べていないのと同じであろう。米国が肥満の呪いから解き放たれることを願う。