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映画に登場する企業が現実世界でプロモーション


「エイリアン」第1作で登場した巨大な宇宙船、そして人類とは違う知的生命体の死体。結局あのシーンは何だったのか解き明かす超話題作この夏の超大作“Prometheus”(Ridley Scott監督)が先日リリースしたTED Talksとのタイアップによるヴァイラルビデオに引き続き、またまた映画然としないビデオをリリースした。
今回も前作同様ビデオに登場するのは、架空のヒューマノイドロボット開発企業、Weyland Industries社のCEOであるPeter Weylandで、「ヒューマノイドロボットのPV」という趣向だ。
ビデオでは彼がロボットでありながら人間らしい所を見せるべく「涙を流し、戦争・貧困・暴力」について語る所だ。しかし、一方で「人が倫理的に躊躇するようなことでもできる」というロボットのセールスポイントを語るあたりが、妙に現実のビジネスのようで信憑性があった。

これまで映画のPVと言えば、本編の切り抜きが定跡であったわけで、映画に登場する企業が現実世界でプロモーションするかのような方法はとても興味深い。