事故車のミニカーで飲酒運転問題に対する啓発
アメリカの大学では新学期なんかに先生が試供品をくれることがある。それはお菓子だったり、歯磨き粉だったり、色々あるんだけど、袋にまとめられて配られるのを何度か受け取ったことがある。その中には必ずと言っていいほど「シリアル」が入っている。
非営利団体"Arrive Alive"がオンタリオカレッジで配布した「シリアル」には、ショッキングな仕掛けがある。この「シリアル」自体は"Arrowhead Mills"という市販のブランドのモノなんだけど、そのパッケージの中にはグリコのおまけの如く「ミニカー」が入っている。但し、そのミニカーは事故車状態だ。
夜酒を飲んで、その後寝て、朝運転する際、酒が抜けているとは限らないし、そのケースが多いんだぞ!...という学生の飲酒運転問題に対する啓発の意味があるらしい。シリアルは朝食べるので、運転する前にタイミング良く啓発できるという訳です。
すごい所に目が行くなぁ。