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飲み会に合流できない寂しい男に捧ぐ


バーで彼女抜きの楽しい時間を過ごす男たちの女への言い訳装置“Teletransporter”でカンヌ広告祭グランプリを獲得した南米のビールブランド“Andes Beer”が次の一手“Friend Ricovery”を繰り出してきた。
今回は、バーにいる彼女や友達と一緒に過ごすことができない寂しい男を救う企画。アルゼンチンのメンドーサ市のバーに高性能なロボットを配置し、WebCam経由でロボットを通じて友達や彼女との「飲みの場」に参加できるようにした。このロボット、昨年末に紹介したVirtual Holiday Dinnerのロボットのように首が動くので、遠隔地からナンパなんかもできてしまう優れものだ。
「飲みの場」と「PC前」でテンション合わせるのが難度高そうです。時間の経過と共に「PC前」そっちのけで盛り上がり、結局「寂しい男」のままのような...。確かアルゼンチンではフットボールとの強い関係を打ち出しているQuilmes Beerが強かったと記憶しているので、大人気のフットボールに対抗するためには、こういったオモシロ系で、ということなんでしょう(たぶん)。