プロダクトをSnapchatの入口にする
北米ではInstagramと並びミレニアル世代に最も利用されているソーシャルメディアである"Snapchat"ですが、その人気は南米でも勢いがあるようで、ブラジルのSpriteがかなり大胆にプロモーション活用しております。
因みに"Snapchat"とは...
モバイル端末で撮影した画像や動画に手書きのコメントやイラストを追加してメッセージ(スナップ)としてやりとりするソーシャルサービス。最大の特徴は、受信したメッセージを開封すると数秒(最長10秒)で受信端末からメッセージが削除されることだ。スクリーンショットの保存もできず行おうとすると送信者に通知されてしまう。 16-34歳のアメリカ人の60%(1億人程度)が利用し、1日20億回ビデオ再生されている。
Snapchatユーザーは個々にSnapcodeなる自分のアカウントにつながるQRコード的なツールを持っており、友達増やすときに便利(LINEでもありますよね)なんですが、RFRSH NA LATA! (=Refresh on the can)と題されたこのキャンペーンではこのSnapcodeが使用されます。
15人のセレブリティのSnapcodeをランダムにSpriteの缶にプリント。ユーザーは缶を通じてセレブリティのSnapchatにアクセスし、彼らが描くSpriteのクールな世界を楽しむことができるという趣向です。このセレブリティにはYouTuberやグラフィティアーティスト、シンガー、スケートボーダーなどが含まれております。
こちらがPVです。いかにもな感じの兄貴が登場します。
更には、12月3日までにマイクロサイトでユーザーのSnapcodeを登録すると、どういう基準で選ばれるのかはわかりませんが、幾つかのアカウントのSnapcodeがSpriteの缶にプリントされるようです。
つい最近、25才の女子と会議する機会があったんですけど、その時に、「ソーシャルメディアに無いのはこの世にないのと同じ」と言い放たれたことがありました。ミレニアル世代のそんな感覚故に、生産ラインまで巻き込む、このSpriteのキャンペーンに至ったのだと思います。
(via PSFK)