人の行動をデザインする Fun Theory
ロンドンのストリートに蔓延るガムや吸い殻のポイ捨て問題の解決を目指す非営利団体"Hubbub"は、頭ごなしに"捨てるな!"とは言わず、上手に人を誘導する対策をとっている。
例えば、ロナウドとメッシはどっちがベストだ? ...というフットボール好きの男たちを刺激するような問いかけで、タバコを路上に捨てさせず、ゴミ箱券投票ボックスへ。
ボード上の印にガムを貼り付けていくと、有名人の顔が浮かび上がる。その人物の名前を"60002"へ送信すると、PEPERMINT PRIZE DRAW(意味不明)に入れる。因みに、このボードに貼られたガムを掃除するのに700ポンド(13万円)かかる、と。
ボード上の印にガムを貼り付けていくと、電話ボックスが浮かび上がる。6トンのガムがWest Endで毎年捨てられていて、その重さは6トンであり、電話ボックスと同等の重量。
ガム掃除に毎年、5,600万ポンド(104億円)もかかってんだぞ!
一見、普通のゴミ箱だけど、ゴミを捨てると効果音が鳴る。下のビデオを見ればわかるけど、時にはゲップ音なんかもあって、お茶目だ。
行動をデザインするというのは、こういうことだと理解しました。
(via BOOOOOOOM)