マンハッタンで冬季五輪を開催すると、こうなる!
New York Timesが“Is That a Luge in Times Square?”(タイムズスクエアでリュージュやっちゃう?)という記事を公開している。これは、2012年夏季五輪誘致でロンドンに破れたNYCが、今度はこの大都会に冬季五輪誘致をしてみようか? という無理筋の提案をするソチ五輪に合わせた冗談めいた記事だ。
〈ダウンヒル〉
アルペン競技をマンハッタンで開催するのは相当困難なようだ。コース全長は2.2マイル(3.5km)必要で、これは55番街から101番街までの距離に相当する。また、スタート地点の標高は3205フィート(977m)必要で、これはエンパイアステートビルの倍以上の高さだ。
〈ルージュ, ボブスレー, スケルトン〉
ソチのSanki Sliding Centerをタイムズスクエア界隈に持ってくると、このようにビルの谷間を縫うスリリングなコースとなる。
〈ジャンプ〉
ニューヨーク図書館とブライアントパークの上空にジャンプ台が設置され、スタート地点はビル屋上。ジャンパーはSixth Avenueに着地し、その瞬間、雪が飛び散ると共に鳩がバタバタと飛び去ることになる。
〈スピードスケート〉
通常、周回コースで行われるスピードスケートはNYC大会に限っては直線コースで行われる。5000mのレースはMadison Square ParkからBattery Parkまで、マンハッタンを縦に突っ切る形になる。
New York Timesのこういった知的な遊び心、いいですね。五輪の度に展開するユニークな企画を楽しみにしてます。日本の新聞社にもこういう遊びがあってもいいのにと思う。
※関連記事: ロンドン五輪時のNew York Timesのインフォグラフィクス企画