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マドリッドで地下鉄路線・駅のネーミングライツ販売〜Vodafoneがスポンサーに


英国の携帯キャリアであるVodafoneマドリッドの地下鉄の‘Line 2’のネーミングライツを購入。6月以降全ての表示が‘Line 2 Vodafone’ となる。‘Line 2’はマドリッドのメジャー路線で1日の乗降者数は122,000人とのこと。
また、Vodafoneはマドリットの中心部にある駅‘Sol’のネーミングライツも合わせて購入。‘Vodafone Sol’と改名される。
契約金は3年間で300万€で、欧州で地下鉄のネーミングライツは初。
これは世界をVodafoneの赤で染める'Red'キャンペーンの一環で、Line2は路線図で赤色であり、Sol=太陽=赤と赤に拘った展開だ。

米国では2005年にテキサス州Fort Worth北の小さな町“Clark”が衛星放送のDish Networkに町の名のネーミングライツを販売し、町の名前をDishに改名するということがあった。
ちなみに全ての市民はDishを無料で視聴できる。

以前、高速道路が民営化する際に、例えば阪神高速守口線を阪神高速SANYO線にするなど、沿道に縁のある企業にネーミングライツ販売するようなことを議論していたことを思い出しました。
大阪地下鉄も財政的に苦しいことは明白なので御堂筋線四ツ橋線などのメジャー路線を売り出すこともありそうです。