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Campaign, more than anything

最近影が薄くなった3DTVが久しぶりに表舞台に登場



間もなく始まるウィンブルドンのファイナルがBBCにより3D中継されるようで、ソニーがその放送機材関係のパートナーとなとっている。この世界中が注目するチャンスを活用し、3D分野での存在感を高めるべくTVCMをリリースしたんだけど、5年程前に話題になったBraviaのTVCM“Bouncy Balls”のカラフルなボールをテニスボールに替えたアレンジ版とも言える内容。映画界やドラマ界における「続編」は手堅い一手だけど、TVCMも同じですね。
※“Bouncy Balls”をつくったのはFallonなんだけど、今回の作品はCrayon。エージェンシーを替えて同じ表現というのは不思議な感じ。

更に、ソニーは“bounc3d”なる「オンラインテニスボールハント」キャンペーンを実施している。これは、指示に従ってWeb上の様々なサイトを訪れ、運良くそこに巨大なテニスボールが現れば、キャンペーンにエントリーできる。TVCMでテニスボールがあちらこちらに散らばるのと同じように、広いWeb空間にボールが散らばり、その出会いを楽しむと入った趣向だ。参加する為にはbounc3d.comでの登録が必要で、TwitterFacebookでシェアすれば各々5個ずつ、更にFacebookページで「Like!」すれば10個のテニスボールがもらえる。つまり、獲得したボールの数だけWebサイトを訪れ、エントリーに必要なテニスボールに巡り会えるチャンスが増える。賞品は、「ウィンブルドン女子ファイナル」のVIPチケットを筆頭にVaioやPlay Station3などのソニー商品。また、ウィークデーには毎日1名に3D Bloggieやデジタル一眼レフが当たる。但し、英国在住者しかエントリーできないことになっている(何とかエントリーしてみました)。


スマートテレビ」の陰に隠れて目立たなくなっていた3DTVの話題が久しぶりに登場。サムスンも3Dコンテンツのオンデマンド配信を始めましたが、浮上のきっかけになるかと言われれば微妙な気がします。