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adidasのPartyはStreetへ



2008年の11月、オリジナリティを持ったストリートブランドであることを強調するadidasのTVCM“House Party”(下)が話題になった。恐らく、スポーツ・ブランドとしてではないストリートブランド“Adidas Originals”の大がかりなコミュニケーションは「お初」ではなかっただろうか。Katy Perry,D.M.C. (Run-D.M.C.), Russell Simmons,David Beckham,Kevin Garnet,DJ Pilooskiらセレブが出演するハイパースノッブなパーティシーンは東方のAisianではおおよそ画にならない世界であったと記憶している。
そして、1年4ヶ月ぶりの新作はキャンペーン“The Street Where Originality Lives”の一貫として“Street Party”が描かれている(上)。David Beckham,DJ Pilooskiは今回も出演。確認できる範囲ではそれ以外に、Snoop Dogg,Noel Gallagher(Oasis),Ana Ivanovic が出演している。
前作同様、東方のAisianには最も不向きなくらいハイパースノッブなパーティだと思ったが、それっぽい女の子が1人出演していたのを確認。最近の東方のAisianがこんな世界にも耐えうるルックスを装備しているとは、隔世の感でございます。
ここ20年くらいだろうか。スポーツブランドが「クールさ」を競い合うようになったのは。その意味では常にNikeの後塵を拝してきた感のあるadidasであるが、ちょっと考えを改めます。