Old Spiceを通じて、未来の自分に問いかけると、未来の自分のツイッターアカウントからメッセージが届く

Old Spiceって、ソーシャルメディアを使ったリアルタイムイベントの先駆者的なイメージ（例えば、Old Spice Responseとか）がありますが、スーパーボールに向けてTwitterで新たな展開が実施された。

1月28日の早朝にポストされた以下のツイートでスタート。

If you could ask your future self one question what would it be?

— Old Spice (@OldSpice) 2016, 1月 27

「未来の自分自身に何か質問するとしたら、どんなの?」 

@Skwirlyskwirl @OldSpice We’ve been living off royalties from the digital grilled cheese we invented in 2043.

— Risu (@ZkwirlyZkwirl) 2016, 1月 27

例えば、@Skwirlyskwirl が、「どうやって、リッチで有名になったの?」とリプライすると、Old Spiceが@ZkwirlyZkwirlという@Skwirlyskwirlと似た文字の配列で未来の@Skwirlyskwirlのカスタムアカウントをつくって、「2043年に発明したデジタルグリルドチーズのロイヤリティ収入があるんだよ」とオモシロ回答。プロフ写真も現在のプロフ写真を活かした別のモノが用意されている。

@slstevens3 @OldSpice hmmmmm. I was about to ask you the same question.

— SL (@slstevens3000) 2016, 1月 27

@slstevens3が「カギ、どこ?」と訪ねると、@slstevens3000というカスタムアカウントを立ち上げ、「同じ質問しようと思ってた所だよ」と返す。プロフ写真はかなり未来的になってます。

@charlesv @OldSpice If we’re abiding by the New World Pizza standards, 37. But if I include injectable pizza the number is closer to 385,928

— Charles V (@charlesvamatic) 2016, 1月 27

「控えめに見積もって、過去に何枚ピザ食べてたとおもう?」という、あんまりな質問に対して、「New World Pizza基準に照らし合わせたなら、37枚。でも、注射で食べるタイプのも含めるなら、385,928ぐらいかな」

この企画、恐らく1日限定だったと思います。コピーライターとデザイナーをはりつけて、手作業でアカウントつくって、プロフつくって、コメント考えて、リアルタイムでリプライしていたと思います。コピーライターのセンスが問われる企画ですけど、Old Spice担当のコピーライターは流石です。但し、過去に比べると今回は反響が今ひとつでした。アメリカ人も飽き始めたのかも知れないと思う次第です。

(via ADWEEK)