グリッチシティのジングルがイケてる
英国の公共放送ながら、広告収入で成り立つ放送局"Channel 4"の若者向けチャンネル"E4"のエンタテインメント・プログラムのスポンサーである"giffgaff"(英国最強のSIMブランド)のジングルがイカしてます。
印象的なのが、MDFでつくられた9mワイドの"Glitch City"。Glitch全開のベースと、立ち上がる80本の異なる形のビルの組み合わせが、若者向けの良いチューニング具合で、いい味出してます。
色んな所に小技を効かしてます。
このGlitch Cityを撮影した映像を、コンピュータに放り込み、3Dテクスチャを合成し、最後に、#giffgaffE4と共に視聴者が投稿した放送に関するTweetをディスプレイし、"E4 entertainment sponsered by giffgaff"のナレーションがのっかってオンエア。視聴者は、毎回Glitch Cityの異なる映像、Tweetを見ることになるという仕掛け。
番組におけるスポンサーの見せ方、視聴者との巻き込み方って、色々考える余地があると思った次第です。特に、E4が狙う若い世代はテレビと距離があるし、広告が入るフォーマットそのものへの嫌悪感もあるので、広告の見せ方もかなり気遣い必要だなぁと。
(via Creative Review)