視線の集まる場所を街中から探し出す
人の視線は必ずしも大きなスペース(広告)や目立っている何かに集まる訳ではない。例えば、街角に存在する小さな矛盾なんかは、人の目が行きやすく、且つ写真を撮りたくなるような類いのものだ。かねてから"You're not you when you're hungry"(お腹がすくと、あなたではなくなる)をタグラインにしているSnickersが、そういった街角の矛盾をメディア化している。
例えば、これ。タイルの並びが1カ所だけ違う。ここに"You make mistakes when you're hungry"(お腹がすくとミスをする)とプリントされた小さなステッカーを貼り付ける。
"7st Floor"...ロングスペリング。
入って良いのかどうか...。
手摺りの勾配が逆。
指示に従うと手摺りにぶつかる。
一部では勝手にステッカーを貼る行為を"バンダリズム"と非難されているようです。法的問題は別として、目の付け所が面白いです。