Campaign_Otaku

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現象に機敏に対応する


大きな現象の裏では、それを何かの好機に変えようとしている人たちがいる訳で、この一連のiPhone6熱もその対象になる。日本でも1週間以上前から路上キャンプで列を作る人がいたけど、マンハッタン五番街のApple Storeでもそれは全く同じ。
"ここが僕の家だ""もう19日間もここにいるけど金曜には開放される""こんなに長くいるとかなり辛い、病気になりそう"...といったTVリポートとは若干異なる列をつくる人たちのコメント後、"彼らは9月19日には家に帰るがアメリカには9月19日になっても家に帰れない人が60万人も存在する"...と続く。

Appleの行列を揶揄するサムスンのフィルムかと思いましたが、ホームレス支援団体のフィルムでした。こういう現象にリアルタイムで対応する機敏さが広告の課題であるように思います。