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ショッピングを楽しんでいる間、あなたの行動はスパイされているかも知れない


テロリストなどの凶悪犯から身を守る為や防犯対策として設置される監視カメラなら渋々納得もできるが、「商売の為の監視カメラ」となると多くの人は納得できないだろう。しかもそのカメラは「カメラの形」をしておらず、マネキンの目の中に仕込まれており、パッと見それとは分からない。
Almax社が開発した“EyeSee Mannequin”なるこのシステムは、マネキンの目に仕込まれたカメラを通じてショッピングを楽しむ人々の人種や年齢・性別を判断し、店舗のマーケティング戦略などに役立つデータを収集する。既に欧米のファッション小売店で導入されているようで、プライバシーの侵害を訴える声も少なく無いようだ。



Almax社は「録画機能は無い。よってプライバシーの侵害には当たらない」と主張しているようだが、この情報を知った後に落ち着いてショッピングを楽しめるかどうかは疑問だ。また、客の会話を録音する機能を現在開発中とのことで恐ろしい限りだ。
商売に倫理感をお願いしたい。スポーツの「フェアプレイキャンペーン」の様なことができないかと思います。