有名人の失言を消して差し上げます
政治家、俳優、ミュージシャン...有名人の失言はいつでも注目の的であり、本人とって見れば消し去ってしまいたい過去のハズ。修正テープのTipp-Exはそんな有名人の失言に目を付け、「あなたの失言さえも消して差し上げる」と言わんばかりのプリント広告をリリースした。
タグラインは“If only you had written it”。あなたが書いた(言った)場合に限り、(Tpp-Exで消して差し上げます)。グラフィックは鉛筆で描かれた各著名人の口元から発せられた言葉をTipp-Exで消す、という設定だ。
“I’ve never slept with that woman” – Bill Clinton
ホワイト・ハウスでのモニカ・ルインスキーとの情事が発覚した際の発言。公判中にクリントンはルインスキーとの関係を否定したが、これが元で偽証疑惑が浮上、スター特別検察官が捜査を開始した。
“I’ve slept in a bed with many children” – Michael Jackson
「子供たちと一緒に寝ている」発言により、児童性的虐待の疑惑が一掃深まることとなった。
“The jews are responsible for all the wars in the world” – Mel Gibson
メル・ギブソンが飲酒運転で捕まった際に警官に対して「世界の戦争は全部ユダヤ人の責任だ」と発言し、その発言録が漏れたことで、メル・ギブソンが反ユダヤ主義者であると大きな騒動となった。
“I love Hitler” – John Galliano
Diorのクリエーティブディレクターだったガリアーノが「ヒトラーが好き!」と反ユダヤ主義全開の暴言を吐き、警官に連行されると共にDiorを解雇された。
“I’m gonna eat the placenta” – Tom Cruise
当時婚約者だったケイティ・ホームズが妊娠中に、「僕は胎盤を食べるつもりだ」「胎盤とへその緒は非常に栄養がある」と発言し、「本当に食べられるのか?」「人間が食べる例はあるのか?」等、大騒動に発展。
“We are more popular than Jesus” – John Lennon
1966年、ジョン・レノンは新聞のインタビューで「キリスト教は消えてなくなるよ。そんなことを議論する必要はない。僕は正しいし、その正しさは証明される。僕らは今やイエスよりも人気がある。ロックン・ロールとキリスト教。そのどちらが先になくなるかは分からない。イエスは正しかったさ。だけど弟子達がバカな凡人だった。僕に言わせれば、奴らがキリスト教を捻じ曲げて滅ぼしたんだよ」と発言。キリスト教関係者・信者から痛烈な非難を浴び、謝罪することになった。
“I don’t want to have sex before marriage” – Britney Spears
ブリトニー・スピアーズは当初「結婚するまでセックスしない」と公言していたが、後に14才で処女を捨てたことが発覚した。