大統領選挙の趨勢が7-Elevenから見えてくる!?
米国では大統領選挙は4年に1度のビッグイベントだけど、日本でも選挙はビッグイベントであり、少なくとも有権者の半分ぐらいは投票に行く。選挙がビッグイベントであることは両国では変わらないけど、それをキャンペーンに利用するブランドがあるかどうかと言えば日本には無く、米国にはある。
7-Elevenは佳境を迎えつつある大統領選を利用して“7-Election”なるキャンペーンを開始した。これは7-Elevenが提供するコーヒーのカップをオバマ版・ロムニー版の2種類準備し、客がどちらのカップを選ぶかによって、選挙の趨勢を見極めるという趣向。現在、オバマが58%、ロムニーが42%でオバマが16ポイント!の大量リード。また、州別のスコアではロムニーはサウスキャロライナ、バーモント、ウェストヴァージニアの3州しか獲れていない(バーモントは民主党の天下だったような...)。
ちなみに、9/28には“Coffee Free Day”を実施するようで、大量に有権者が投票することになりそうだ。
この結果、かなり正確かも知れません。日本では何らかの問題があってこういった試みは出来ないのでしょうか? 国民の関心を選挙に集める意味でも、選挙管理委員会がキャンペーン利用権を販売し、更に、選挙運営資金の一助にするという考え方もありそうですが。
※「オバマvsロムニー」の7-Election PVはこちらから。
※4年前の「オバマvsマケイン」の際も実施していたようです。