宇宙からあなたの街にロボットが侵略するから損保入った方がいいよ!
「あなたの街に宇宙からロボットたちが侵略戦争を仕掛けてきた場合に備えて損害保険に入っておくべき」−State Farm(損保)がリリースした“Create a State of Chaos”が示唆する洒落の効いたメッセージだ。これはGoogle Street Viewと連携した仕掛けで、自分が暮らしている街や好きな街のストリートネームを入力すると、Street Viewの写真の上にロボットの侵略映像が合成されて、あたかも自分の街が侵略されているかのような恐怖を味わえるという企画だ。そして、最後には強力なレーザー光線で街ごと木っ端微塵に破壊される。
日本ではお堅いイメージがある「損保」だけど、この「おおらかさ」が米国らしい。 State Farmって先日の「911 10周年」では感動的なTVCMをオンエアしていたんだけど、思いやりもユーモアも兼ね備えている所がいい。「ブランド」を語るときに、頑固一徹で1つの「性格」を貫き通す考え方もあるけど、実際の人というのは「TPO」に合わせた行動をするし、そういった人の方が好かれる傾向にあるように思います。