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Levi'sがサポート。米国大陸自転車横断をたった8日間で!






Waterless Jeansなど、サステナブル社会の実現に向けて積極的に活動するLevi'sが、その社会貢献プログラム“Shape What's to Come”の一貫として若きアメリカの2人のサイクリスト“Katie Spotz”と“Sam Williams”の野心的な挑戦“Ride 4 Water”をサポートした。その挑戦とは、カリフォルニアからメリーランドまで自転車での大陸横断を8日以内で実現するというモノで、ツールドフランスの1.3倍の距離を1/6の時間で走破するという想像を絶する過酷な内容だ。この挑戦の目的はアフリカの飲料水環境改善を目指す非営利団体“Blue Planet”を支援することで、#ride4water付き応援Tweetが投稿される毎にLevi'sが1ドル寄付する仕組みになっている。6/18にスタートした挑戦は開始前にKatieの骨盤に故障が発生するという波乱を呼びながらもハンドバイクで参加するという根性を見せ、7日間+21時間で3000マイルを走破し、10万ドルの寄付に成功した。
無名の若者たちの無鉄砲な「夢」があって、チャレンジが実現して、更に社会を良くする活動とリンクして...とても米国らしい天真爛漫なアプローチだと思います。日本では恐らく「道路の許可がどうとか」「怪我したらどうする」とか夢よりもむしろリスクから考える習慣がありそうで(たぶん)、大胆な挑戦と企業が出会う機会自体が希少そうです。勿論、米国でもリスクは見ていると思いますが、それを許容する懐が広いな、と。こういうプロジェクトを見るといつも思います。