Campaign_Otaku

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存在自体が環境を改善する広告


環境に関するメッセージを発信する為に太陽光で電力供給するような環境に配慮した広告はあってもその存在自体が環境を改善する広告は中々お目にかかれるものではないが、それがフィリピンに登場した。この18.2×18.2mのCoca-Cola×WWFの屋外広告に敷き詰められている“Fukien tea plant”は1プラントあたり年間5.9kg、全体では21,228kgの二酸化炭素を吸収する能力がある。また、各々のプラントはCoca-Colaのリサイクルボトルを利用して作られた3600個のポットに入れられており、各々のポットに対して水や肥料の供給が自動的に行われる。
景観や文化を守る為に屋外広告の色使いを規制する都市があるくらいだから、環境首都を標榜するような都市が全ての屋外広告に“Fukien tea plant”の使用を義務付けるようなことがあっても良さそうだけど。