Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

暑くなればなるほど、Bud差し上げます。



気温の上昇はビールの需要の上昇であり、その時、どのブランドを選択してもらうか? にビアブランドは凌ぎを削っているわけだけど、Budweiserがアイルランドで仕掛ける“Budweiser Ice Cold Index”はその点で中々いい線行っている(私が言うのも何ですが)。仕組みは極めてシンプルで気温の上昇に連動して、割引クーポンや時には無料クーポンが発行されるというBudweiserがよっぽど嫌いな人を除いて使いたくなるスマートフォンアプリ(iPhone, Android, Blackberry, Nokia)だ。
パブとユーザーニーズをスマートフォンでシンプルにつなぐ良いアイデアで日本でも即刻応用可能ではないか。この何かに連動するパターンというのを個人的に最初に見たのは2年前の“Puma Index”なるPumaの新作コレクションをアピールするアプリ。DOW,DAX,S&P/ASX200という各地の株式インデックスに連動し、市場が上昇(熱く)すれば、モデルが服を脱ぎ、下降(冷える)すれば服を着るという仕掛け(モデルの男女は選択可能)で、当時「面白い」と感じたのを覚えています。「何かのオフィシャルな指標」に連動するというのは、1つのアイデアの味付けになるかもしれません。