Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

幸せを運ぶトラック、幸せを与えるコンビニ



NYCロンドンの大学のカフェテリアにHappiness Venderなるビックリ自販機を設置して話題を呼んだコカコーラの類似企画が、今度はリオデジャネイロで展開されている。1つはHappiness Truck。トラックのリア部分に設置されたPushボタンを押すと500mlのコカコーラが出てくるという仕掛け(無料)。ビーチではコーラではなくサーフボードが出てくるという驚きの仕掛けも見られた。そして、2つ目はHappiness Store。お金とモノの交換しかない無機質コンビニでコカコーラを買うと花吹雪が舞ったり、ライトショーが始まったり、レジで山のようなコカコーラをプレゼントされたり、束の間のHappinessを提供した。
コカコーラが意識している「ちょっとした幸せ」というのは、Facebookで友達に話したくなったり、コカコーラのファンページでの“Like”のクリックにつながるもので、バズのようなたいそうなモノではなく、1人1人のソーシャルグラフで着実に共有されそうな話題だと思う。そもそもの狙いが違うから一概に比較できないけど、街角で商品のサンプルを配るのも「気の利いた一芸」があれば、もっと「ありがたみ」を感じてもらえるハズ。全く新しいことを考えるのと平行して、これまでなされてきたことに対する一工夫とか、考えてみたいです。
(追記)
これはコカコーラが世界中で展開している“Where Will Happiness Strike Next?”(幸せは、次にどこにやって来る?)キャンペーンの一貫で、コカコーラのFacebookページに「世界のどこで」「何を」しているのか見ることが出来ます。