高度37,000mで解き放たれた100の紙飛行機の行方
メッセージ入りSDカードを装着した100の紙飛行機をバルーンにくくりつけ、バルーンを大空に解き放ち、宇宙の手前で破裂し、紙飛行機が地球上の各所に飛び散っていく。そして、紙飛行機を手にした人がSDカードに記されたメッセージをprojectspaceplanes.com/askに書き込むという“Project Space Plane”は当初10月中旬にロンドンでバルーン打ち上げが行われる予定であったが、諸々の事情により頓挫。この度、3ヶ月の時を経て、当初のロンドンからベルリンに移し、ようやく打ち上げが実現し、高度37,339mで無事破裂したようだ。
SDカードの耐久性を実証するというのがプロジェクトの大きな狙いなんだけど、それ以上に紙飛行機の行方に浪漫を感じるし、信頼性とか技術力とかそういったお堅いキャンペーンも実施しながら、一方でこういったユーモアと浪漫溢れるキャンペーンを実行してしまうサムスンの2面性に魅力を感じます。勿論、「一本気な職人」もいいんですけど、ブランドを人に置き換えた場合、それだけだと「しんどい」部分があります。
100の紙飛行機がどこまで飛んでいくのか、どの程度レスポンスがあるのか楽しみです。まさか、気流に乗って日本まで...ってことは無いと思いますが。
※プロジェクト紹介エントリーはこちら。