Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

バスを通り過ぎる奇妙な物語


分厚い唇に口紅を塗った後、その口紅をホモセクシャルのオッサンの傍らに置き去りにし、その口紅を手にしたオッサンが男同士で雨宿りしている最中に口紅を塗り...。バスに乗っていた老夫婦が自家用車にガソリンを入れ、保育士の女と普通の男が出会い、子供を置き去りにしたまま事に興じる。バスの中でリンゴをかじっていた少年が授業中にリンゴについた虫を食べてみせる。そして、“Whoever you are, wherever you're going, We drive for you!”(あなたが誰でどこへ行こうとも、あなた方のために運転します)との締めくくり。
バスを通り過ぎる奇妙なドラマを描いたこのヴァイラルビデオはノルウェイのバス会社“Nettbus”によるもの。日本の交通機関の広告は全体的にお温和しく、洒落の効いた表現は無いけど、「クールなバス」とか「オモシロすぎる電車」とか、ふっきれた交通機関が登場しても良さそうに思う。