現在開催中のウィンブルドンテニスの1回戦“John Isner vs Nicolas Mahut”で、ファイナルセット70-68、3日間、延べ11時間に及ぶ世界最長のマラソンマッチが展開されたことは記憶に新しいが、そんな歴史的瞬間を見逃さず、注目を集めることに成功したのが、ネスレ(担当エージェンシー: JWT)である。“Have a Break, Have a KitKat”というお馴染みのコピーもピッタリはまるこのポスター3枚を試合終了翌日には、ウィンブルドンのゲートに掲出したそうである。この「抜け目無さ」こそ、広告会社の魅力の1つだと思う。