Youtube代表として世界で戦う
Cannes Lions(カンヌ広告祭)には、“Cannes Young Lions”なる若手クリエーター(18〜28才)が参加するコンペティションがある。サイバー,プリント,フィルム,メディア,マーケター(今年から導入)の5部門で構成され、各国での予選を経て、代表がカンヌに集まり、現地でテーマを出題。24時間以内(フィルムのみ48時間)で作品を仕上げるというもの。
従来は各国の予選を通過するしか本戦参加は不可能であったが、昨年からYoutube枠(2枠)なるものが出現し、今年も採用されるようだ。Youtube枠には国籍は関係ない。但し、通常“Cannes Young Lions”はチーム参加が可能であるが、Youtube枠は個人でのエントリーとなり、出場枠を勝ち取った場合も、1人分の旅費しか負担してくれない仕組み。
Youtube枠を賭けた戦いは、GMT 5/14深夜12時のテーマ発表からスタート。48時間以内に“Cannes Young Lions Channel”から作品をアップし、5/17〜23に渡ってパブリックボートが行われる。つまり、エントリーしたクリエーターは、ブログやFacebookに貼り付けるなり、Twitterでつぶやくなりし、積極的にプロモーションしなければならない。最終的には、パブリックボートの結果にオフィシャルジャッジの意見を加え、2枠が選出される。
各国でどんな予選があるのかは存じ上げないが、素人(学生など)がYoutube予選から参加し、本戦で優勝をかっさらうというようなドラマチックなストーリーを期待してみたい。