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親の一言が子供の自尊心を傷つけている...


“Real Beauty”(=あなた自身が輝く真の美しさ)を標榜するDoveが、ここ数年“Self Esteem Project”(自尊心)を実施してきたが、その対象を成人女性だけでなく子供たちにも向け始めた。というのもDoveの調査によると6割の子供が周囲の目を気にして自分のしたいことを諦めてしまっているようだ。
Doveはそんな子供たちに対して「自分は価値ある存在」であることを感じてもらう為には親の存在が重要であると見なしており、教育誌を通じて親に働きかけた。
中面に配置された広告には複写用のカバーがついており、読者はカバー部分に「子供の頃言われて嫌だったこと」を書き込む。すると次のページの広告に描かれた子供のビジュアルの下部分に、「子供の頃言われて嫌だったこと」が現れる。そこには "Words mark children forever." (言葉は永遠に子供の中に残る)と添えられている。

子供が自分がしたいことを辞める理由が「親の偏見に満ちた(あるいは自分勝手な)一言」になっているということでしょうか。解釈が難しい所です。恐らく、WebSiteに答えがあると思いますが、そのアクセスは20%向上したようです。Doveは常に社会派の渋いメッセージですね。

ビールの空き缶が地下鉄チケットになって飲酒運転激減


みんなが毎日浴びるほど酒を飲み、踊り狂う...リオのカーニバルがそういったお祭りの世界最高峰に位置することは想像に難くない。当然、毎年問題になるのが飲酒運転で、酷い事故が続発しているとのこと。
アルコール飲料の社会的責任の一環としてその解決に乗り出したのが、ビアブランドのAntarctica。彼らが実施した“The Beer Turnstile”とは空になったビール缶を地下鉄の無料乗車チケットにするという発想。Antarcticaの缶を地下鉄の改札でスキャンするという簡単な仕組みだ。

このプログラムにより、カーニバル関連の飲酒運転が43%減少したとのこと。実際は、その他にも色々な啓蒙活動があり、この数字に至ったと思いますが、缶がゴミにならずに回収できることも良い点ですね。勿論、空き缶はリサイクルに回されたようです。

コイン落としを応用したインタラクティブゲーム


ゲームセンターの定番「コイン落とし」。恐らく誰もが一度はやったことがあるこのゲームをクールにアレンジしたのがIntelが絶賛実施中の“PUSH for Ultrabook”。
このゲームでコインの代わりになるのがアルファベットのブロック。TwitterまたはFacebook Connectすると、ロボットが自分のアカウント名のアルファベットのブロックを運んでくれる。


そして「コイン落とし」が少ないコインで多くのコインを落とすゲームであるのに対して、このゲームではUltrabookが標的になる。コインがコインを押し出す仕組みを応用し、ブロックがブロックを押し出し、その上に乗っているUltrabookを動かしていく。

Ultrabookを落とすことができれば、それはあなたへのプレゼントとなる。

誕生日にプレイすれば、あるいはFacebookでシェアすればエキストラ・ブロックがもらえる仕組みもあるようだ。
アナログゲーム機をインターネット経由で操作するという仕組みなので、一度に1人しかプレイできず、列に並ぶ必要があるけど、順番待ちで見ているだけでも結構楽しめます。