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ココロもキレイにする掃除機


掃除機の静音技術の向上...これはここ数年掃除機ブランドが熱心に取り組んでいることだけど、デザイン家電のElectroluxは、更にその先を見据えている。
ストレスの多いこの世の中に生きる現代人に、掃除という「部屋をキレイにするが少々退屈な時間」を「ココロもキレイにする時間」にしようというのがその試み。
“The Clean Your Mind program”と名づけられたこのサービスは、UltraSilencerなる技術による静かな掃除機の音にマッチするヒーリング効果の高い音楽を作曲し、Electroluxの掃除機による掃除の時間にBGMとして使用してもらうことでかなりのヒーリング効果が見込めるとのこと。(曲はSound Cloud, iTunes, Spotifyで手に入れることが出来る。
ちなみに公衆健康科学のスペシャリストのお墨付きがあり、効果は保証されているとのこと。

曲作りの舞台裏も公開されている。

随分以前に、“Quick Cheff Music”(温めている時間の間に自分の好きな曲をかけることができる電子レンジ)という商品企画があったけど、似たような付加価値提案では無いかと思う。
「プロダクトをメディアにする」という発想、必要ですね。

米国では子供用の銃が販売されている


いずれも誤射ながら、ケンタッキー州で5才の兄が2才の妹を射殺したのに引き続き、フロリダ州では13才の兄が6才の妹に発砲し、重傷を負わせる事件が発生した。いずれも子供用の銃が使用されたとのこと。
日本の感覚では子供用の銃が存在すること自体信じがたいことですが、米国では“My First Rifle”なる22口径の子供用銃のTVCMがオンエアされている。

勿論、親の許可無しには購入できない訳ですが、大人はまだしも子供に銃が必要なのか、疑問です。子供が銃を持っている姿はアフリカ等で見かける子供兵士ぐらいです。
また、国民の9割が銃規制を望んでいるにも関わらず、NRA(全米ライフル協会)のロビーパワーで議会が反対するという歪んだ状況も理解し難いです。

子供だけに見えるアドボードのメッセージ


日本でも子供虐待のニュースは後を絶たないけど、海外でも事情は同じ。解決への第一歩は恐怖に怯える子供達が虐待の状況を誰かに伝えることだけど、その行動を働きかけるユニークな仕掛けのキャンペーンをスペインの非営利団体“ANAR Foundation”が実施した。
一見よくある感じのこのアドボードには子供の目線だけに見えるメッセージ「虐待されたらここに連絡してね!」が隠されている。虐待親子が一緒に歩いていても親には見えずに子供にだけ見えるという訳だ。


身長差に目が行く所が素晴らしい。