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「幸せとは?」答えを探して206カ国、15万マイルの旅

Coca-Cola Expedition 206 - Project Introduction Video from Expedition 206 on Vimeo.


コカコーラは、ブランド・キャンペーン“Expedition 206”をスタートした。206とは、コカコーラを販売している国の数であり、2010年の1年間、3人の若者が“Happiness Ambassadors”として、これらの国々を旅する。彼らのミッションは「何が人を幸せにするのか?」を発見し、ブログやビデオ、写真等を使って報告すること。これは、同社のタグラインである“Open Happiness”に関連したプロジェクトである。
10/21にアトランタで発表されたこのプロジェクトは、現在“Happiness Ambassadors”の選考段階で、コカコーラが選んだ3チーム(各チーム3名)がキャンペーンサイト上でビデオなどを使ってプレゼンしており、ファン投票で“Happiness Ambassadors”が決定することになっている。
投票締切は11/6。旅は2010年元旦にマドリッドからスタートし、12/31にアトランタのコカコーラ・ミュージアムでフィナーレを迎える。
伝統企業のコカコーラであるが、若々しくスケールの大きいキャンペーンです。しかし、365日で206カ国って、ちょっと忙しすぎないか? このスケジュールで「何が人を幸せにするのか?」を発見できるのでしょうか? 旅の忙しさに疲れ切ってしまうのでは...。来年、旅がスタートしてからも定期的に進捗を確認しようと思います。

退屈な都市空間がこんなに楽しくなる


グローバルに様々な映像コンテンツを配信する“Babelgum”が“New Urbanism”というプロジェクトを展開している。
これは、手狭で面白みの無い都市空間をアイデア1つで、クールで未来の都市生活を示唆するような空間にチェンジするプロジェクト。
例えば、川の上に浮かぶ平底荷船の上の住空間や、屋上農業、業務用の巨大ゴミ箱を使ったプール、地下鉄オペラ...etc。
Webサイトには、各々のプロジェクトを詳しく解説するビデオが準備されている。兎に角、楽しくて話題になりそうなものばかり。未来の都市空間づくりへの示唆にもなるし、PRプランニングにも結構役立つのではないか。

FORD 2匹目のどじょうを狙う


以前紹介した“FIESTA MOVEMENT”の成功に味を占めたフォードは、来年発売予定の“Fusion 41”でも同じようなキャンペーンを展開する。
今回の場合は、現行モデルのFusionユーザーが対象で、Fusionが大好きでその魅力を知り尽くしたオーナーが、冒険好きの4人の仲間と一緒にチームを組み参加する。勿論、全希望者が参加できるわけではなく、フォードがエントリーから8チームを選出する。各チームには、Fusion41を1台ずつ、3週間に渡って貸し出し、リレーのバトンのように、41時間毎にチームメンバーで乗り継いでいく。
その間、フォードから様々なミッションが提示され、クリアしていかなければならない。また、FIESTAの時と同様に、写真やビデオ、乗り心地実感などを定期的にソーシャルメディアにアップしていかなければならない。
全てのミッションを通じて最高ポイントを獲得したチームのリーダー(現行モデルのFusionのオーナー)には、Fusion41を新車で購入するための費用をフォードが負担してくれる(新車価格−現在乗っているFusionの下取り価格)。また、残りのメンバーには、1年間ガソリンを無料で提供するようだ。
前回は100台貸し出しと、スケールが大きかったが今回は8台。但し、チーム対抗戦で楽しさを演出している。FIESTA MOVEMENTのように成功するか? 注目です。
※エントリー・サイトはこちら

説明不要の世界観


Martiniのヴァイラルビデオ。イイ女達が目一杯楽しむ気持ちの良い画にMartiniがピッタリとはまっています。
あの手に持っている鍵穴の形をしたものは、Martiniのマークをかたどったモノなんですね。そういうのもイイです。

お金にはストーリーがある。そして、ストーリーはハッピーエンドに。


ストリッパーへのチップがまわりまわってドネーションに。ドイツのHeart's Desire Associationという心臓病の子供達を支援する財団によるドネーションを促すヴァイラルビデオ。映像の展開がオモシロイので...。