Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

Skills→Kills


肺癌のおぞましい症状など、健康被害に関するセンセーショナルなアプローチや、家族の悲しみといったエモーショナルなアプローチ、喫煙者の周囲の人のリスクに焦点を当てた自己中心的態度を非難するアプローチは「アンチスモーキング」広告の常套手段であるが、Michael Krivicka(whoisthebaldguy.com)がプロデュースした “Smoking Skills”は、そのどれにも属さない。
ヒューマンビートボックスに合わせて“Smoking Skills”を描くことでミュージックビデオのようなクールさを演出し、視聴者を引き込んだ後、急転直下、“Smoking Skills”が“Smoking Kills (Music, Friends, Family, Life)”へ。ただの「どんでん返し」ではなく「一字違いで大違い」との合わせ技である為、「効き」が強いように感じる。