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ソニーUK エージェンシー交代後、初のCMリリース




“Bouncy Ball”など話題のTVCMを連発したFallonに替わり、新たにSony UK“BRAVIA”のクリエーティブを担当(5000万ポンドのアカウント)することになったAnomalyが、お初のお仕事を終えられた。
子供達がフットボールスタジアムやコンサートホールで輝くことを夢見るシーンをモチーフとし、昨秋に発表された新タグライン“Make.Believe”(可能性を信じる)が強く意識されている。更に、新しい“BRAVIA”(ディスプレイが6°傾いている)でFacebookFlickr,Youtubeといったソーシャルメディアが楽しめること、FIFAとのタイアップによるオリジナルコンテンツが視聴できることをアピールなさっている。
「夢」「可能性」といったテーマを掲げるとかなりの確率で「子供の夢」「夢を成し遂げたアスリート、アーティスト」に行き着く。そういう予定調和的な部分で少し物足りなさを感じるし、時間の経過と共にAnomaly作品の良さがにじみ出てくるのかも知れないが、現時点では表現が突き抜けていたFallonの方が良かったように感じる。