スマートフォンに憑りつかれた現代人を嘲笑う鏡
隙あらば"Selfie"する現代人を嘲笑うかのような鏡でできたiPhoneオブジェ、Gabe Ferreiraの作品"Screen Identity"。彼らが撮影しているのは病的に撮影する自分の姿。
また、こういった珍しいモノを見れば写真を撮り、料理を見れば写真を撮り、TwitterやFacebookにポストする。そんなスマートフォンとSNSに憑りつかれ、機械に支配された哀れな現代人を映し出す鏡にも見えなくない。
そんな現代人の習性を利用した企画をしている自分も、何か胸が苦しくなるミラーです。不謹慎にも大統領に"Selfie"を仕掛けたSamsungの本社前にオブジェとして寄贈するアイデアも悪くないと思います。(オバマ大統領もSamsungのマーケティング戦略の餌食に)