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運転中、前方を走る大型トラックのその前方を透視して楽々追い越し


狭い道を走行中、前方を大型トラックやバスがのろのろ運転していた場合、追い越したい気持ちはあっても大型車両の前方がどうなっているのかわからず、抜くに抜けないというケースは往々にしてある。
そんな状況を救ってくれるのか'University of Porto'のMichel Ferreira教授が開発した“See-Through System”(STS)だ。これは既存の道路交通情報配信システムである‘Vehicular Communication Systems’を応用して開発されたとのこと。


STSの前提となるのは大型車両のフロントガラスにWebCamをセットすること、そして、後続の小型車両の運転席に透明のLCDスクリーンを設置すること。

大型車両のWebCamが捉えた映像がDSRC(日本で言うITSスポット)経由で後続車両のLCDスクリーンに映し出されるというシンプルに仕組み(透明とは言え、運転席の前方にLCDスクリーンを設置するのは煩わしいので、恐らくフロントガラスへのプロジェクション等へ進化していくのでは)。

イノベーションで道路が益々安全になって行きますね。