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3Dプリンタのネットワークビジネス


最近日本でも話題の3Dプリンタだけど、欧州には3Dプリンタネットワークなるサービスがあるらしい。“3D Hubs”というのがその事業者で、自分の居場所の近くで3Dプリンタを貸してくれる人を紹介するサービスを提供している。
※3D HubsのWebSiteで居場所を入力すれば最寄りの利用可能な3Dプリンタ提供者がわかる。

例えば自分で創ったデータを最寄りの3Dプリンタ提供者に送信して出力を依頼したり、世界各地のクリエーターが創ったデータを購入し、出力を依頼したり...などの利用法がある。
確かに進化の著しい分野だけに購入後瞬く間に機器が陳腐化することもあるし、利用頻度の問題もあり、「借りる」というのは良いかも知れません。

現在は、London, Amsterdam, Berlin, Antwerp, Copenhagenを中心に500機の3Dプリンタをネットワークしており、間もなく北京やLA, NYC, メルボルン, サンパウロなどにも展開予定。
個人・企業をネットワークするやり方ならKinko'sのようなプレーヤーにも勝てるかも知れません。また、Estyみたいなプレーヤーがクリエーターが創ったデータを販売する等、データ販売の市場はかなり拡張する可能性があると思います。