新種のサンプリング

何年か前、まだTwitterが米国内に登場したばかりの頃、PepsiがTwitterアカウントをプリントした新商品を街角でサンプリングしていた。「飲んだ感想をTweetしてくれ!」という今では何の面白さも感じない手法なんだけど、当時は何の変哲も無いサンプリングを若干魅力的にしている気がして妙に納得していたのを覚えている。
それ以来、「飲む・食べる・買う・使う...」などの行動に付随してTweetさせようという仕掛けは至る所で行われている訳だけど、Kelloggがロンドンにオープンした“The Tweet Shop”はその新種に当たる。つまり、お金を払ってさの対価として商品を受け取るのでは無く、Tweetした対価として商品を受け取るというお店。これは、Kelloggの新商品“Special K Cracker Crisp”のプロモーションとして実施されており、9/28までオープンしているとのこと。

街角で不意に出会うサンプリングと違ってわざわざ店に入らねばならず、「無料のお菓子をもらう為に...」という意志が丸見えで恥ずかしいと感じる人が多いかも知れない。大阪のおばちゃんがターゲットなら問題無いですが。