Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

社会的意義、奇天烈な楽しさ、参加者の自由な発想で創る“Burning Man 2012”


随分昔に知人から話を聞いて、ずっと参加したいと思っているイベントの1つに“Burning Man”というのがある。これは8月の最終月曜日から9月の第一月曜日にかけてネバダ州の乾湖で開催されるイベントだ。

各参加者は、Playaと呼ばれる何もない平原に街を作り上げ、新たに出会った隣人たちと共同生活を営み、そこで自分を表現しながら生き抜く。そして一週間後、全てを無に還す。この実験的な地域社会は、自らを架空の都市“Black Rock City”と呼称している。 “Black Rock City”は、直径2.4kmの大きな扇型の市街地と、中心部のオープンスペース、及び周辺部からなる総面積約4.5平方キロメートルの五角形の街であり、そこで会期中に生活する人々の数は約5万人。“Burning Man”という名称は、土曜日の深夜、街の象徴として場の中心に立ち続けていた人型の造形物“The Man”に火を放ち、それを完全に焼却することに由来。
会場は、外部の世界から地形学的にほぼ遮断されており、電気、上下水道、電話、ガス、ガソリンスタンドなどの生活基盤は整備されておらず、一般のテレビ・ラジオ放送、携帯電話などもサービス提供範囲外となる。 売店や屋台、食堂なども一切ない。主催者側が用意するのは、自然環境保護のため必要とされる仮設トイレ群と食料の鮮度を維持するための氷のみである。従って、参加者は、水、食料、衣類、住居、燃料など、自らの生存のため必要とするもの全てを、自らの責任において事前に準備しなければならない。
“Black Rock City”の「市民」たる各参加者は、思い思いの場所に自らの手で設営したテントやキャンピングカーを家とし、他者と出会い、新規に友人を作り、交遊し、問題を解決し、コミュニティを形成する。この劣悪な自然環境下で生きていくためには、おのずから隣人たちと助け合う必要に迫られるのである。ここでは貨幣経済や商行為は忌むべきものとされており、明確に禁止されている。見返りを求めない「贈り物経済」と、何よりも「親切なこころ」が共同体を成立させている。その広大な会場の各所には、参加者の手で大小多数のアート・インスタレーションが設置され、昼夜を問わず、会場の至るところで多種多様な活動が実行に移されている。(Wikipediaより)

見よ!この会場のスケール感!

アートインスタレーションの1つ“STEAMPUNK OCTOPUS”

The Universe Revolves Around You

The Pier


Mayan TRIcycle

Why the Nose

Hula Cam at Burning Man 2012

"Ego" モニュメント

“The Temple of Juno”しかし、最後には燃やされる。


アートカー"The Sperminator"

Fight Club?

光のモニュメント

仮装が凄い!







最後には感極まって...



社会的意義も奇天烈な楽しさもある参加者の自由な発想で創るイベント。「国家権力の網が届きにくい場所に、ヒッピー崩れやパーティ好きの若者が大挙して集まり、ドラッグを使用して夜通しの乱痴気騒ぎを繰り返しているだけ」という冷ややかな見方もあるそうだけど、やはり一度は参加してみたい。